さて登山を終えた3人は、とある深い理由があって、
謎の国ブルネイ
に突撃する予定にしていました。
詳細は前回の記事をご覧ください
→“謎の国ブルネイに行った話 〜観光, 治安, ビザ,物価など〜その1”
さてぼくたち、アドヴェンチャーのために他者からの情報を完全に排除していましたが、なんだかんだ言っても、完全に情報をシャットアウトするというのは難しいもの
例えば、旅人同士のよくある会話
「ここの後はどこに行くの〜?」
登山中もたくさんの人と話し、その話題になりました。
最初のうちは素直に
「ブルネイという国に行くよ〜」
と答えていましたが、中には親切心から
「あ〜あそこって…」
といろいろと教えてくれる人がいました。
そんな時は
「ストォォーーップ!!ブルネイに関しては何も知らなくて良いから、せっかくの情報だけど、ありがとう、聞かないでおくよ」
と告げて情報の流入を阻止。
さらにこんなやりとりに慣れてくると、
「ここの後はどこに行くの〜?」
ケンジ「ブルネイという国に行くよ〜でもこれは何も知らないで突入するっていうぼくらのアドベンチャーだから、もし何か知ってても秘密にしておいてね」
と先制攻撃を仕掛けるに至りました。
そしてめでたくバンコクをたってから登山が終わるまでの10日ほど、ブルネイに関する情報には接触せずに過ごします。
外部からの情報提供を無視し続けた結果、ぼくら3人が自前で持っていた知識はただ1つ
なんか石油が結構出るから潤ってるっぽい
(ケンジのうろ覚え地理知識)
これのみ!!
3人の間では、
潤ってるなら結構発展してて楽しい国なんじゃね?
と期待が高まっていました。
そしてとうとうこの時がやってきました。
泊まっている宿の管理人さんにおそるおそる
「ブルネイに行きたいんだけど、どうやって行けばいいの?」
管「え?ブルネイ?!どうしたの?」
「いやー、観光に」
管「え?ブルネイに観光に行くの?!」
「それがおれたちのアドベンチャーさ!!」
・
・
・
え?
なんで
管理人さんは
驚いたのかな
もしかして、
観光で
行くべきじゃないのかな?
油断していました。行き方を聞いたところで情報(しかもなんか微妙な)流入が起きてしまいました。
いやいや、でも石油で潤っていて裕福なはずのブルネイはきっと楽しいはず。
ほら、お金があれば高いタワーとか、色々と作れるじゃない?
うんうん、大丈夫さ、きっと大丈夫
そう言い聞かせてブルネイに向かいます。
ブルネイには、コタキナバルからバスとフェリーの2つの交通手段が存在していますが、ぼくたちはフェリーでの上陸を選択し、そのおかげでとってもビックリする事件がおきたのでした。
次の記事はこちら→
“本当に謎の島に上陸してしまった”
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