インドで客引きを来なくさせる方法 (笑) 〜普通の日本人が普通の感覚で行ってみた 後編〜

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ケンジです。

前回「普通の日本人が普通の感覚で」インドへ行ってみたお話と銘打ち、その前編について書きました。

気になる方は前編からご覧ください。
“インドって実際どうなの? 普通の日本人が普通の感覚で行ってみた 前編”

 

 

今回はそんな記事の後編、

「インドで客引きが来なかった話」などです。

 

 

 

④インドで客引きを来なくする方法

ゴアを後にしたぼくは、そこから南部世界遺産の村「ハンピ」に移動しました。

岩と遺跡の街

そんなイメージのハンピは小さな村ですが、とてもいい所でした。

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南部リゾート地のゴアを後にして、ハンピに移動しバスを降りると

タクシー、ゲストハウスなどの客引きが列をなして旅行者に襲いかかります。

 

タクシーも乗らないし、ゲストハウスも決めているぼくは、

「あー大変、全部無視しよう」

と思っていたんですが



 

 

 

 

 

客引きが1人もこない!!!

 

なんで!!

 

 

ちょっと!!

 

 

1人か2人くらいぼくのこと客引きしてよ!!!

 

 

無視しないで!!

 

という状態に。

 

 

 

その後、ぼくは考えました。

なぜ客引きが1人も来なかったのか

 

 

そしてぼくなりの答えを出しました。

この時のぼくの身なり・格好は、

バスのクッション内に潜んでいるかもしれない変な虫に刺されたりしないように、

 

暑い暑いインドで、

 

 

 

長袖長ズボン

 

 

しかも偶然、上下とも

 

 

 

 

 

 

さらに、メガネで髪ボサボサ

 

 

 

 

その結果、

客引き、0

 

 

格好が異様すぎて、客引きが退散

これがぼくの出した答えでした。

 

皆さんも客引きが鬱陶しくなったら、この格好をしましょう。

 

 

 

⑤ハンピ村で真夜中の修理

インドは暑いです。

とりわけハンピ村ではエアコンも扇風機も無い部屋で、唯一あったのは

天井に吊り下げられたファン

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しかも軸がブレブレで、回転に伴ってファン自体が踊っちゃって音を立ててます。

夜寝る前、ちょっとそのリズム感が良くて、ぼくも踊りそうになったくらいです。

 

 

そんなファンですから、羽の向きもバラバラで、全然涼しく無い!

 

風が来ない!

暑くて寝られない!

 

 

 

ということで、羽の向きを揃えてやろうと、真夜中に修理を始めました。

適当に、羽の向きを下に

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エイ!  ヤッ!

どうだ!

 

 

…あれ、なんか余計に風が来なくなった。暑い

 

 

 

インターネットで調べてみると、ファンは羽の向きによって夏用と冬用があるらしく

つまり冬に羽の向きを変えて、天井に溜まった暖かい空気を下におろしてやることもできるとのことで…

 

 

 

 

おい!!!

いま夏!!

ってか1年中夏!!

こんなチョー暑い部屋でそんなんいらんわ!!!

 

 

 

汗だくで携帯を投げ出しそうになって、羽の向きを逆に調整し、なんとか無事に寝ることが出来た夜でした。

うーん、インドは最後の最後で憎めない

 

 

 

⑥インドの超超満員電車で、あわや大事故

インドからその後エジプトへ、飛行機で向かうため、最後の都市ムンバイにいた時の話です。

空港までは電車で向かいます。

しかし、そこはやはりインド

電車は超超満員電車

 

 

欧米人が日本に来てビックリするという日本の満員電車

そんな国、日本からきたぼくが超ビックリするレベルの満員電車

 

 

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イメージは本当にこんな感じです。

 

 

 

 

そして何本待ってもずっと同じボリュームで電車がホームに滑り込んでくるので、意を決して

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外側の窓枠に掴まる

ぶら下がったような状態で乗車

荷物はバックパック合計約30キロ

 

 

結構スピードが出て、恐ろしいです。

途中駅で、周りのインド人がみんな窓枠から降り始めました。

 

ん?なんかやばいぞ。郷に入れば郷に従え。ここは一旦降りよう」と思ったら、

 

 

荷物が重すぎて降りられず発車!!

 

 

周りのインド人たちが何か叫びながら、心配そうな目を向けてきます。

 

 

 

「これ、なんか、相当ヤバイぞ」

 

 

 

でも電車はすでに走り出しているので降りられず、

何か近い将来起きる恐ろしいことに身構えます。

 

 

すると数分後

 

 

 

 

 

 

 

ギリギリの所を

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鉄塔がスンスンスーン!

バックパックが持っていかれそうになります。

 

 

 

間髪入れず、

鉄塔がスンスン、ススーン!

 

 

 

 

「マズイ、もし本当に体すれすれの所を鉄塔が
スーンしたら…」

ここら辺で、いざという時にバックパックを投げ捨てる心の準備をしました。

 

 

そして全神経を前方に向けて窓枠にしがみ付き続けること何分経ったでしょうか?

無事に次の駅に辿り着き、窓脇から地面に飛び降ります。

 

 

恐怖と重みで地面に倒れこんだ所を周りのインド人たちがみんな助けてくれて、車両の中まで引き上げてくれました。

インドの人たち、ありがとう!!

心の底からお礼を言い、無事に目的地に辿り着いたのでした。

 

 

 

 

 

「普通の日本人が普通の感覚で」

と冒頭にお伝えしましたが、ちょっと無理をしすぎてしまったかもしれません。

 

でもそんな色々な出来事を普通の感覚で評価するならば、

「インドはてんやわんやの寸劇」

「なんか色々大変だけど、最終的に笑えてくる」

「腹立つこともあるけど、最終的に憎めない」

こんな所でしょうか。

 

 

インドはバックパッカーとして、行かなくてはならないような変な義務感を感じてしまう時もありましたが、そんなことは置いておいて、

気になった方だけが自由に行けばいいんじゃないかと思います。

おしまい

(Photo by flickr)

 

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