タイVISA申請と留学決定までの茨の道

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こんにちは、次郎作です。

実は、内緒でVISAの危機に陥ってました。

一か月前、タイのVISAについて調べた時、

「どうやら余裕でVISAとれそうだ、直前でもよゆーだな」と思って最近まで放置してたんですが、

2週間前になって改めてタイ大使館のホームページを調べてみたんです。

大使館

 

ふむふむ、ノンイミグラントの教育VISAだな・・・

 

教育ビザ

 

さてさて、必要なものは・・・

必要書類

はいはい、パスポート、記入した申請書、写真、よゆーよゆー

書類

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

え!?!?

入学許可書の原本!?タイから輸送してもらわないといけないじゃん!!

私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状・・・まず、なにこれ!?

教育機関の推薦状?もらったことない!笑

 

VISA申請自体にも時間かかるのに、タイから書類輸送してもらったり、よくわからない承認状が必要になったり、

正直、

もうVISAは無理だな・・・

観光客は30日間タイに滞在してもいいから、観光客としてタイに入国して、ちょいちょい海外に旅行いってどうにかやりすごそう・・・

まぁ、それはそれで楽しそう・・・

となったら、どう行こうかな?ラオス・ミャンマー・インドネシア・フィリピン・・・・・・

 

と、持ち前のポジティブを発揮していました笑

 

でも、一応海外留学支援課的な場所へ相談に行ったところ

「ムリムリ!医科歯科でも留学生のVISAはちゃんとチェックしてるよ!!VISA無しじゃ実習させてもらえないよ!!」

とのこと。

 

この時点から、俄然焦ってきました笑

 

担当の人と話をしたところ、

教育機関からの推薦状はすぐ作ってもらえそう。

タイの入学許可書もPDFは送られてきてるから、輸送してもらうようメールしよう。

これは、タイ側のレスポンスのはやさ次第だな・・・

最後の砦、私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状・・・

これにいたってはなんだか全く分からないし、無理じゃね笑

 

ということになり、わるあがきでタイ大使館に直接電話してみました。

すると、

「マヒドン大学は国立なので、

私学教育委員会などタイの所轄省庁発行の申請者名入り承認状

は、いりません。では、ガチャ」

なんか不愛想だけど、

ヤッター!!!笑

 

その日から約一週間。

全部の書類が集まり、VISA更新に行ってきました!!

写真 2015-03-20 9 45 01 (1)

 

いざ、タイ大使館へ!!

 

前回行った、ガーナ大使館とはちがってめちゃくちゃでかくて、セキュリティ半端ない!!笑

 

VISA申請も無事終えて、月曜日に受け取りに行くことになりました!

実に出発5日前にVISAゲットというギリギリでやってますが、

無事タイに行けそうです!!

 

 

 

 

 

 

やっとです。

やっとここまできました。

今思えば、ほぼ一年前に「今年、海外臨床実習先が増えるらしいよ・・・」という噂を愚直に信じて、

ハーバード留学を目指す人々に交じって英語の授業や英語の選抜試験を受けていた時は本当につらかった・・・

TOEFL iBT(120点満点)で、100点越えのメンバーに囲まれて、60点台の僕が英語で鑑別診断を話し合っていたなんて考えられますか?笑

本当にハーバード以外の選択肢がふえるのかもわからないまま、

CBTの勉強もそっちのけで英語の勉強を必死でやっているうちに、

選考試験の日がきました。

面接で教授たち4人と対峙して、された一つ目の質問が、

「orthopnea を英語で説明してください」でした。

全然説明できないでいると、教育委員長直々に、

「きみ、TOEFLの点数を見るまでもなく英語が全くできないようだけど、海外でやっていけると思いますか?」

などと、辛辣な言葉から始まった面接でしたが、

僕は不屈の心とユーモアで、

教授たちの笑いをいただいて、無事面接をやりすごしました笑

 

すると後日、ハーバードは推薦できないけど他のタイとか台湾とか韓国なら行かせてあげれるよメールが届いて、

1人の教授から「君にはどうにか海外留学の機会をあげたいという声が多かった、是非挑戦してみてくれ」と声をかけられた時は、

さすがに歓喜しました笑

それから、毎週月曜日2時間の医学英語レッスンをこなし、TOEFLの勉強をして、今に至ります。

 

 

 

 

確かに「タイで海外臨床実習」ということ自体は、

別にたいしたことではないし、むしろ別にしたくもないという人の方が多いでしょう。

でも、この留学までの過程で、僕は賭けもしましたし、行動力や度胸も試されました。

そして、何よりくそ苦手だった英語に真摯に向き合って、克服してやりました。

その過程ですら僕にとっては貴重ですし、

それ以上に、自分の常識を疑い新しいことに挑戦できる「海外での一人暮らし」自体が、

僕にとって大事なわけです。

 

留学する理由は人それぞれですが、僕は前回ガーナに留学した時に、

「自分の常識が音を立てて崩れ、自分自身が目に見えて成長している」のを感じました。

不安に突っ込み、見たこともないことに挑戦し、

「抵抗あるな」「めんどくさいな」と思うようなことを、とりあえずやってみる大切さに気付いたんです。

 

なにか始めるときの抵抗って、バネの抵抗みたいなものなのかもしれません。

握力鍛える道具のバネみたいな。

抵抗があればあるほど、自分は鍛えられるけど、

いきなりチョー抵抗があるやつはやってられない。すぐいやになっちゃう。

だから、段階的に今の自分にとって負荷があるようなものを選んで、やってみる。

すると、だんだん初めは抵抗を感じてたものが、抵抗に感じなくなってくる。

その段階にきたら、次にまた抵抗があるものをやる。抵抗を感じなくなる。抵抗があるものをやる。抵抗を感じなくなる。

それを繰り返して自分自身を鍛えていく。

 

「なにかを始める時の抵抗」って、僕はそういう風に思うんですよね。

だから、何も抵抗を感じない、快適な日々って、

実は無味無臭の毒、いやむしろチョー美味しい毒で、

毎日漠然とそれを享受してると、成長止まっちゃう気がするんですね。

そういう意味で、めんどうで抵抗あるタイ留学をわざわざ熱望したわけです笑

 

まぁ、なんだかんだ言っても、

結局タイでの海外臨床実習が有意義なものになるかは、今後の自分次第です!!!

 

英語で、しかもタイの病院で、臨床実習ってよく考えればよく考えるほど、疑問点が多くて不安も多いですが、

どうにか頑張ってきます!!!

ブログも頑張るので、是非見にきてください!!

ブックマークすると、簡単にブログ開けるらしいですよ!笑

 

では、また。

次郎作

 

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