福井のニートは上京の夢をみる 第十話「パン工場も辞めます」

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険しい就職活動の末ゲットした仕事を1ヶ月で辞め、上京を果たした福井の地元の友人の記事です。

ノンフィクションなのに、ヒトの人生はここまで面白い。

是非、第一話からどうぞ

福井のニートは上京の夢をみる 第一話「辞めます」


パン工場での怒涛の6連勤もついに最終日を迎える。

ホットケーキを重ねたり、肉まんを丸めたり、ショートケーキにイチゴを乗せ続けるなどの単純作業を続けてきた。

まさか、僕も無事に6日目を迎えることができるとは思わなかった。

最終日もラインでの流れ作業をしていた。
その時の作業は、大学生の子と一緒だった。
休憩中にその子と世間話をしていた時のこと。

その時に彼から、「どこ出身ですか?」と聞かれ、「福井やー」と答えると、

「やっぱり! 僕も福井です!」との返事。
まさかの福井県民との遭遇。

ん?? やっぱり???
なぜ、僕が福井出身とばれたんだ! ?

そんな疑問を抱いていると彼の方から、

「訛り方が僕と似てると思ったんですよ」

はっ!!!!

東京の人からしたら、福井弁は聞き取りづらいだろうから、東京へ来て以来、標準語を使うよう意識して来たつもりだったのに!

やっぱり、知らず知らずの内に使ってたんやなあー。

彼は、東京へ来て2年ほどだったらしいんですが、今だに福井の人とあったことはなかったらしい。

にも関わらず、この福井弁に対する反応の速さ。

彼は東京に染まってはいないみたいだ。

今日が6連勤の最終日だと伝えたら、彼は少し震えていた。

パン工場の大変さを彼に話していくうちに、僕も続けるのが辛くなり急遽辞めることを決意!

地獄のような工場勤務を終えた僕は、新たな仕事を探し始めることにした。

第十一話「新たな生活」

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