第十二話「福井のニート、なぞの外国人にからまれる」

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次郎作こと、布施田泰之です。

僕の福井の地元の友達に、

就職先を1か月で辞め、7万円だけを握りしめ上京してきた友達がいます。

仕事を辞めて東京行きを決心する場面とかは特に面白いので、

ぜひ一話目から読んでみてください。

第一話「辞めます」

第二話「二度目の就職先も、辞めます」

第三話「そして東京へ」

 

では、第十二話もお楽しみください。


 

 

東京へ上京してきて、思うことはいろんな人がいるということ。

地方から来る人はもちろん、外国から来る人もたくさんいる。

今回の記事は、バイト先で出会った外国の方の話。

バイト先に外国人(ヨーロッパ系)の方がいた。

綺麗な青色の目をしていた。

ヨーロッパ系の人は東京に来て初めて見た。

 

日本語喋れるんかなー??
って思って、少し気になってた。

 

途中、その外国人の方の近くで仕事する機会が訪れた。

なんか喋りたいなー、とか
日本語でいいんかな??とか
まずは、「ハロー」で様子見るか
などいろいろ考えてたら、

外国人の方から、、、、、

 

「ブルー  サムライ!ブルー サムライ!」

 

って話しかけて来た。

 

突然すぎて反応で来なかったことと、
「ブルー   サムライ!」に対する
返しが僕には思いつかなかった。

 

そのあとすぐ、別の場所に移動してしまった。

あれが最初に覚えた日本語なのか??
と疑問に思いつつ、仕事を続けていた。

 

時々、すれ違う時があったが、その度に

「ブルー   サムライ!ブルーサムライ!」

って囁かれた。

 

英語の話せない僕には、微笑むことしか出来なかった。

 

10回以上は、「ブルーサムライ!」を囁かれたと思うんだけど、一回だけ違う単語を囁かれた。

 

 

「ハッピーニューイヤー」

 

ブルー サムライに対する返しを考えてた僕に、その言葉は予想外だった。

 

「oh,yes….」

僕にはこんな返事しか出来なかった。

この外国人の方が、日本に来てどれくらい経ったのかはわからないけれど、日本の文化に適応してるなと思った。

 

<span style=”font-size: 24px;”>第十三話「福井のニート、もみあげを失う」

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