次郎作こと、布施田泰之です。
僕の福井の地元の友達に、
就職先を1か月で辞め、7万円だけを握りしめ上京してきた友達がいます。
仕事を辞めて東京行きを決心する場面とかは特に面白いので、
ぜひ一話目から読んでみてください。
では、第十二話もお楽しみください。
東京へ上京してきて、思うことはいろんな人がいるということ。
地方から来る人はもちろん、外国から来る人もたくさんいる。
今回の記事は、バイト先で出会った外国の方の話。
バイト先に外国人(ヨーロッパ系)の方がいた。
綺麗な青色の目をしていた。
ヨーロッパ系の人は東京に来て初めて見た。
日本語喋れるんかなー??
って思って、少し気になってた。
途中、その外国人の方の近くで仕事する機会が訪れた。
なんか喋りたいなー、とか
日本語でいいんかな??とか
まずは、「ハロー」で様子見るか
などいろいろ考えてたら、
外国人の方から、、、、、
「ブルー サムライ!ブルー サムライ!」
って話しかけて来た。
突然すぎて反応で来なかったことと、
「ブルー サムライ!」に対する
返しが僕には思いつかなかった。
そのあとすぐ、別の場所に移動してしまった。
あれが最初に覚えた日本語なのか??
と疑問に思いつつ、仕事を続けていた。
時々、すれ違う時があったが、その度に
「ブルー サムライ!ブルーサムライ!」
って囁かれた。
英語の話せない僕には、微笑むことしか出来なかった。
10回以上は、「ブルーサムライ!」を囁かれたと思うんだけど、一回だけ違う単語を囁かれた。
「ハッピーニューイヤー」
ブルー サムライに対する返しを考えてた僕に、その言葉は予想外だった。
「oh,yes….」
僕にはこんな返事しか出来なかった。
この外国人の方が、日本に来てどれくらい経ったのかはわからないけれど、日本の文化に適応してるなと思った。
<span style=”font-size: 24px;”>第十三話「福井のニート、もみあげを失う」