どうも、次郎作こと布施田泰之です。
前回の記事で「2016年第4回テコム模試」の結果を公開しましたが、
ものすごいアクセス数でした笑
2016年医師国家試験 第4回テコム模試の自己採点結果を公開します
国試直前のみなさんが、検索に検索を重ねてくれてるようです。
そして、記事を書いた時は分からなかったんですが、
他の人に聞きこみ調査してみると、僕の結果はなかなか普通だったようでした。
しかし、
逆にそのせいで、
2か月間の旅行からの模試成績公開の今回の一連の流れが、
「勉強しなくてもできますよアピールかよ」と言われました笑
そして実際、Twitterで叩かれてました笑
ということで、別に僕は「頭がいい」わけではなく、
「効率が良いように見せる」ということを徹底してるだけだよ、っていう記事を書きます笑
どうせなので、僕が高3から考えていた「勉強の効率がいい」についての考察を含めておきますね笑
まず、僕の中で「勉強の効率がいい」って言葉は、
「より短い時間の勉強で、よりよい結果を出せる」という意味です。
言い換えると、「一定の時間での勉強効率が高い」ということです。
なので、まず最初に「見かけ上の効率の良さ」について説明したいと思います。
「見かけ上の効率の良さ」とは、具体的に言うと、
①テスト前日の詰め込み勉強で、3日間勉強してた人より結果がいい
②CBTの勉強を3週間しかしてないのに、2か月勉強してた人より結果がいい
などです。
まず①はどこが「見かけ上」なのかと言うと、
この場合は、
「テスト勉強(特に暗記系)は、直前にやったことの方が覚えている」
というだけで、その人が特に「頭が良くて効率がいい」から「一定時間の勉強効率」が上がっているわけではありません。
しかし、この勉強法は直前期に詰め込むための「体力・集中力・ストイックさ」などを必要とするので、
誰にでもできる勉強法ではないと思ってます。
②CBTの勉強を3週間しかしてないのに、2か月勉強してた人より結果がいい
この②はどこが「見かけ上」なのかと言うと、
「CBTの勉強自体は3週間だけど、実は事前に医学の勉強をきっちり済ませている」
パターンがあるからです。
これも、コソ勉してるだけで別にその人が「頭がよくて効率がいい」わけではありませんよね。
上の①と②は一見すると効率がいいように見えますが、
「一定の勉強時間における勉強効率」は上がっていないので、
「見かけ上の効率の良さ」と言っておきます。
そして、
僕がよく自分を賢く見せる時に使うのがこの①と②なんですね~笑
こんなところで手の内を明かしてしまいましたが、
みんな騙されないようにしてください。
次からは、本当に「一定の時間における勉強効率」
が上がる要素を考察していきたいと思います。
パッと思いつくところで4つくらい要素がありますかね。
まず最初に思いつくのが、
Ⅰ. 本当に「頭がいい」
みんな薄々感じていると思いますが、これは絶対存在します。
僕も絶対こいつには勝てないなって人を見たことがあります。
でも、この要素については、存在は認知できても関与は出来ないので、僕は無視してます笑
次に思いつくのが、
Ⅱ.「集中力」がある、もしくは持続する人
これは明らかに勉強効率に影響しますよね。
そして、僕が一番大事にしてるところです。
しかも一瞬集中できるだけでは意味がなくて、どれだけ持続できるかが大事な気がします。
そして「集中の持続力」は、実は年単位くらいのロングスパンで鍛えるものなんじゃないかなぁとも思ってます。
僕も一日中友達とゲームしたり、一日中ママチャリ漕いだり、一日中寺をまわったりすることで鍛えています笑
そして、
Ⅲ.「勉強計画・勉強法」が理に適ってる
これが一番簡単に「一定時間の勉強効率」を上げる要素だと思います。
自分が望む結果に対して、
どういう勉強法をどういう教材に対してどのような計画で行っていくのが最適か、
自分の能力や自分の特性にあった勉強計画を立てれるかどうかで、
かなり「勉強効率」が変わる気がします。
今回のテコム模試で言えば、
僕は活字をずっと読み続けられるし、直前は旅をして移動時間が多い予定だったから、Wordノートを作ってずっと読み続ける勉強法が功を奏したし、
僕の友達は、まめで徹底的な性格なので、1問1問の問題を1か月間で何万回も解くことで模試の成績を10%くらい上げてました。
また「勉強計画」ではなく、もっと細かい「勉強法」も大切な気がします。
たとえば、僕は毎日勉強を始める時に前日の復習をして、その後も忘却曲線に従って忘れたころに復習するようにしてるので、
知識が漏れにくかったのかもしれません。
最後の要素は、僕のオリジナルな考え方かもしれません。
Ⅳ.「関連知識、周辺知識、類似の思考パターン、類似の仕組み」をたくさん知っている
分かりにくいと思うので、最初に例を挙げると、
「英語を完璧に習得した後だったので、スペイン語の習得が他の人より早い」
という状態です。
医学知識で具体例をあげると、
「肺のコンプライアンスが上がるか下がるか、物理用語を知っていたので概念が簡単に理解できた」
「数学でベイズの定理を勉強していたので、遺伝の問題を初見で解けた」
「新聞で読んだことがあったので、医療保険の仕組みはすぐ覚えられた」
などです。
「見かけ上の効率の良さ」で書いた②の状態に似ているようですが、
その人の思考能力とか教養みたいな、もっと深いものな気がするので、わざわざ取り上げて書きました。
編入生の人たちが賢いのは、こういった理由もあるのかなぁなんて考えてます。
(もちろん編入にあたって、考えがしっかりしていて背負ってるものが違う、などの理由の方が大きい気がしますけど)
ということで、
「見かけ上の効率の良さ」の関する要素①、②と、
「一定時間の勉強効率」に関する要素Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳを挙げました。
簡単にまとめると、↓こういうことですね。
「見かけ上の効率の良さ」に関する要素
①直前の一番覚えられるときに頑張ってるだけ
②実はコソ勉してるだけ
「勉強効率」に関する要素
Ⅰ「本当に頭がいい」
Ⅱ「集中力が持続する」
Ⅲ「勉強計画・勉強法が理に適ってる」
Ⅳ「教養深い」
つまり、みんなすぐⅠの「頭の良さ」の問題にしがちなんですが、
本当はⅡ、Ⅲ、Ⅳが大事なんだよ、
そして、僕は①、②なんだよ、
ってことが言いたかったわけです。
今回で言うと、僕は、
①模試直前にメジャー科一周詰め込んで、マイナー科の復習も終わらせていて、
②実は3,4年の時にビデオ講座が必要ないくらい授業を真面目に聞いていた、
だけなんだよ、ってことです。
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さて、
国試まで、いつの間にか1か月を切りました。
このブログを読んでくださってる人にも、多くの医学部6年生の方がいると思います。
上の、①・Ⅱ・Ⅲの3つに関しては今から1か月間でも挽回できる部分だと思うので、
しっかり、
Ⅲ.自分に合った合理的な勉強計画・勉強法で、
Ⅱ.勉強すると決めたらしっかり集中して、
①.この直前期に知識を詰め込みましょう!!!
僕も頑張ります!!!
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