”最近思ったの。
人生が線路のようなものだとしたら、
自分と全く同じ高さで、
同じ角度で、
その線路を見つめてくれる人はもういないんだって”
“生きていくことって、きっと、
自分の線路を一緒に見てくれる人数が変わっていくことだと思うの”
中略
”私たちはもう、たったひとり、自分だけで、
自分の人生を見つめなきゃいけない。
一緒に線路の先を見てくれる人はもう、いなくなったんだよ。
進路を考えてくれる学校の先生だっていないし、
私たちはもう、私たちを産んでくれたときの両親に近い年齢になってる”
こんばんは、次郎作こと布施田泰之です。
いきなり小説の中の言葉を引用してしまいましたが、
そこまで本筋とは関係ない部分なので、いいかな?笑
「何者」は時間を忘れて読み切れるくらい面白かったです!笑
”SNS”や”就活”を題材に、若者の心の動きに迫っていく内容で、
初めて、
「あ、同世代の人が書いた文章だ」
と直感した小説でした。
いつもなら読書録はけっこう力込めて書くんですが、今日は時間がないので勘弁してください。
冒頭に引用した言葉は、なんか説得力があって、実は作中で一番心に残った言葉だったので引用させてもらいました。
社会人になって、
精神的にも経済的にも、ひとり立ちをはたした僕たちは、
1人1人、自分の責任で自分の人生に向き合わないといけません。
確かに、誰も自分のこれからの人生を、自分と同じように考えてくれる人はいないんだなぁ、と再確認しました。
あ、家族ができたら別ですけどね!笑
いろいろと考えさせられる小説「何者」おすすめです!
↓応援のクリックお願いします!