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お久しぶりです、次郎作こと布施田泰之です。
ずっと前から書こうと思ってた記事がありました。
「この世界の片隅に」の映画を観た感想です!!
そもそも、この映画を観ようと思ったのは、前回夏休みで福井に帰省したときに、
父が「メガゴジラは面白かった。それよりも、君の名は。が面白かった。
でもなぁ、一番は ”この世界の片隅に” だな」
と言っていたのを聞いていたからでした。
そのとき、友達からは、
「なぜかポロリと涙が出てきてしまう映画」
などと、評価を聞いて気になって観て来ました。
観てきた結論を言うと、
これが戦争か・・・
と感じざる得ない作品でした。
映画は主人公のすずの一生を追う形で進んでいきます。
広島で育って、呉にお嫁に行って、新しい家で苦戦しながら慣れていって、
そこに戦争の足音が近づいてきて・・・
詳しくはネタバレになってしまうので避けますが、
本人もその家族も何も悪くないのにもかかわらず、
戦争が始まり、空襲が始まり、
みんなから徐々に幸せが奪われていきます・・・
主人公に降りかかる悲劇は、フィクションとしてはたいしたことないのかも知れませんが、
それゆえに「あぁ、みんなちょうどこれくらいの不幸を、戦争のために背負わされたんだろうなぁ」と想像してしまいました。
気づいて悲しかったのが、
最後、原発が落とされた後に、すずが焼け野原となった広島を歩いているだけで、
いろんな人から人間違いされるシーンでした。
・・・
・・・
・・・
あぁ、みんな戦争で生き別れた家族の面影を、通りすがりのすずに見つけてしまってるんだなぁ・・・
観終えた感想としては、
「面白かったなぁ!」
という感じではありませんが、
「観てよかったなぁ」
と心から思える作品で、一人でも多くの人に観てもらいたいなぁ、と思った映画でした。
なので、大してもう覚えていないのにもかかわらず、記事に書きました!笑
ぜひみなさんも、「この世界の片隅に」観に行ってみてください!!!
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