”女性の救急外来 ただいま診断中!” オススメ参考書を研修医が読んだ感想

Pocket

スポンサーリンク

どうも、次郎作こと布施田泰之です。

僕は現在、外病院の精神科で研修をしていて、研修医の仕事は午前中で終わって、午後はずっと自習、という相当ゆるいスケジュールで働いているため、色々と参考書を読んでいます。

4週間で6冊くらい読めました笑

 

それでも時間が有り余っていたので、新聞にも目を通したり、この1年間ほとんどしなかった普通の読書もしてました。

↓これとか

“フェルマーの最終定理” サイモン・シン を読んだよ

外病院で研修していてそっちの当直もあるにも関わらず、西ノ内病院での当直は継続して入ることになっており、

そんな時に「おそらく、生理のタイミングで徐々に生じた下腹部痛」という主訴の女性を診て、

今まで産婦人科的な救急疾患を勉強してこなかったなぁと実感しました。

 

そこで見つけたのが、この参考書。

女性の救急外来 ただいま診断中!

僕が、こよなく愛用し、後輩にも絶対オススメしている

“救急外来 ただいま診断中!”

の姉妹本のようです。

↓過去の記事
“救急外来 ただいま診療中!” 新進気鋭のオススメ参考書を読んで筆者の勉強会にも行ってきたよ

 

 

「救急外来や当直で遭遇する、女性のcommon diseaseや妊婦のemergencyまで」

という、僕が勉強したかったピッタリのコンセプトだったので、買って読んでみました!

感想は、

10段階評価

★★★★★★★☆☆☆

確かに「女性の腹痛へのアプローチ」や「産科エマージェンシー」や「授乳中だったら」といった、かなり知りたかった情報も多くいい参考書なのですが、

(う~ん、これ別にどうでもいいなぁ)

といった内容もふんだんに盛り込まれてました。

 

意図は分かります。

「産婦人科医・プライマリケア医が、研修医に知っておいてほしいこと」を詰め込んだ、熱意に溢れた参考書であることは感じるんですが、

「当直に入る研修医が知りたいこと」には、あまりフォーカスが当たっていない印象でした。

 

もちろん内容が大切なのは分かるんですが、

やっぱり自分が必要に駆られて勉強したいと思ったことじゃなく、大事だよ!って押し付けられる知識って頭に入らないんだなぁと実感しました。

 

同じようなコンセプトの参考書を探してみたら、もう一冊見つけたので、読んでみました。

“もう困らない!プライマリ・ケアでの女性のみかた”

10段階評価

★★★★★★★★☆☆

「救急外来や当直で遭遇する、女性のcommon diseaseや妊婦のemergencyまで」

このコンセプトはこっちの参考書の方がピッタリです!!!

いくつかの症例を提示しながら、疾患の説明をしてくれたり、忘れていた婦人科疾患や知らなかった病態までしっかり勉強することが出来ました。

僕が知りたかった内容に関してしっかり焦点があっていて内容も豊富だったのは、意外にもこのフワフワした表紙の参考書だったようです笑

 

研修医で当直で入って、婦人科疾患っぽい?症状に悩まされた経験があるのは僕だけじゃないと思います。

女性の腹痛で、どこまで婦人科疾患を疑うか迷ったことがない人はいないでしょう。

 

そういった時に何を問診して何を検査して、どういった病態が存在するのか勉強することは、絶対必要な勉強だったなぁと反省しました。

 

みなさんがこれまで女性の腹痛を対処できていたのは、運が良かっただけ(婦人科疾患に出遭わなかっただけ)かもしれませんよ・・・

 

 

 

参考書の感想がやっぱりみんなには人気なので、頑張って書いてます!

↓応援お願いします!

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

前の記事
次の記事
Pocket

COMMENTS

  • そる

    東京医科歯科大学のニュース見ました!
    かっこよかったです(*゚∀゚*)

  • 薬学生

    研修医や若手の医師だけではない、他の医療スタッフにおいてもこの参考書はよき指南書となるだろうと感じている。薬剤師を目指して走り続けて五年の月日が流れたがその間、私は一切の医療現場に近い書籍は読んでこなかった。今ではそのことを大変悔やんでいる。そのため、ぜひともこの書籍を読んで、一般的な医療知識を身に着け、万が一の将来の医療現場での場面で活用出来うる力となるように読み込みたいと強く感じた。医師や研修医を対象になっている書籍も本来なら他の医療スタッフも読むことで自身の力をつける良ききっかけになりえるのかもしれないが、そういう風に考えているものが現状の現場の薬剤師の感覚ではないかと感じている。
    チーム医療を本当に推し進めていくことを必要と考えているのなら、この本を読破していけるぐらいの力を持ちたい。