お久しぶりです、次郎作こと布施田泰之です。
先日、
「不動産や不動産投資の勉強のために中古の戸建て物件を買ってみます」
という記事を書きました。
半年〜1年くらいかけて勉強しながら購入物件を吟味できればいいかなと思っていたので、焦らず探し続けています。
また、その不動産の勉強の一環として、
この宅建の試験の参考書
を読んでみたところ、
民法のことや、賃貸借(借地借家法)のこと、住居の制限をしている都市計画のこと、物件をやりとりした際の税金のこと、などなど、
不動産に関する知識がギュッと詰まっている一冊で、
「こ、この内容を勉強したい!」となり、すぐに宅建の試験の申し込みをしました笑
そして、2ヶ月後・・・
2021年10月17日
令和3年宅地建物取引士試験本番
先日、試験を受けてきました!!!笑
早速結果を発表すると、
自己採点の結果は、32点!!!
35点が合格点なので不合格でした!!!
暗記は得意な方と自負していましたし、
100時間以上は勉強したので、
あわよくば・・・・!?
と思っていた甘い気持ちは吹き飛びました笑
平均で200~400時間の勉強時間が必要とされている試験なので、順当なんですけどね・・・
個人的には、「巷に溢れる合格した勉強法!」だけではなく、うまくいかなかった勉強法も公開して共有するのが大事だと思うので、備忘録もかねて記載しておきます。
結局やったのは、
・らくらく宅建塾 3周読み込み
ー1周目20時間、2周目10時間、3周目5時間
・らくらく宅建塾過去問集①〜③ 過去問667問を1回
ー過去問題集 各15-20時間
・らくらく宅建塾過去問集①〜③の自分で下線を引いた部分のみ復習 1回
ー過去問題集 各2時間
のtotal 100時間前後です。
今年の8月の頭に、宅建を受けることを決めて、
8月中に20時間くらいかけて、らくらく宅建塾を一周しました。
その後、9月の頭に小児科専門医試験があったので、しばらくはそっちの勉強に専念しました。
9月中旬から勉強を再開し、らくらく宅建塾を再度復習した上で、過去問集でゴリゴリ解き始めました。
宅建の試験は、間違いなく過去問を解くのが大事です!
できれば、選択肢の1つ1つまで正誤をつけられるくらい正確に知識をつけていくのが良さそうでした。
時間が足りませんでしたが・・・笑
合格のためにやれたらよかったなと思うことは、
過去問集を1周終えた上で、
年度ごとの過去問や予想問題集にも時間を費やして、知識の整理と定着をもっと深めたかったなと思いました。
元々「不動産に詳しくなりたい」くらいの気持ちで勉強を始めたのに、
最後の2週間くらいは、「できれば、合格したい!」になっていたのは不思議なものですね笑
ただ、「不動産に詳しくなる」という点では、宅建試験をきっかけに勉強するのはかなり効率がいいと感じました。
宅建で勉強する内容は、
- 権利関係(民法+共有区分所有法+借地借家法など)
- 宅建業法(重要事項説明書や37条書面のことなど)
- 法令上の制限(都市計画法+建築基準法+国土利用計画法など)
と、生活に直結するような知識ばっかりでした。
しかも、宅建は独占業務がしっかりある国家資格なので、
受験業界もものすごく活発で、分かりやすい教材がたくさんあります。
また、試験となると「できれば受かりたい」という人間のそこはかとない欲望が湧いてきて、勉強に勝手に熱が入ります笑
2ヶ月で勉強したにしては、ものすごく不動産周りに詳しくなることができました!
住居を借りる時にもみんなが絶対受けている「重要事項説明」の時に絶対伝えないといけない内容や、特約にはどんなことを盛り込めるか、など普通に生活する上でも役に立つことばかりでした。
僕も完全にそうですが、世間知らずの医師にとって、
夢のマイホームを買う際や、よく知らないワンルームマンション投資に手を出す前に勉強するといい内容だなと感じました。
こんな風に、全く本業と違う勉強もできるのが、
大学院生という学生という身分の特権だな〜と感じた2ヶ月でした。
また、今進めている研究の執筆も頑張ります!