こんにちは、次郎作こと布施田泰之です。
研修医生活も早1ヶ月が経ちました。
研修医に必須の知識と言われる「輸液」「抗菌薬」についての勉強を始めたところです。
僕は、ある知識に精通しようとしたときに、
大量のinputをして、その中で、
「みんなが言及する普遍的事実」
「みんなが強調する重要事項」
「人によって主張が変わる曖昧な部分」
などを、感じとって自分のものにしていくスタイルでやってます。
ということで、「抗菌薬」についても何冊かの参考書を読み解いていこうと思ってます。
まず、抗菌薬について学ぶ上で1冊目に読んだのがこちら↓
もやしもんのかわいい絵と、通読しやすいスタイルの文体、のおかげで軽く読み終わりました。
抗菌薬ごとの大まかなキャラクターを知るのにはかなり適していると思いますが、
肝心の抗菌薬については30~40ページ分くらいしか書いてなかったので、
かなり情報不足感があります。あくまで感染症についての参考書です。
あと、岩田健太郎という感染症界では有名な人が書いているのですが、
ちょっと個人の主張が強いのと、項目立って説明してない(雑談みたいなノリの文章だから読みやすさは〇)ため、
これ一冊で大丈夫、って感じは全くしません笑
と言うことで、「抗菌薬」についての参考書の2冊目を読みました。
「絶対わかる 抗菌薬 はじめの一歩」という参考書ですが、
これメチャクチャ分かりやすいです!!!
著者の頭の良さがにじみでてます笑
上述した「絵でわかる 感染症」が雑談的な分かりやすさだとしたら、
この参考書の分かりやすさは、理路整然とした説明と系統立った項目立て、頭に入ってきやすいビジュアル、に起因する分かりやすさです。
また、随所に演習問題がちりばめられており、
しっかり自分で考えてみることによる知識の定着も図られています。
確かに1冊目の参考書として文句なしでした。
おかげで1か月前と比べると、かなり抗菌薬に詳しくなったので、
明日からは自分の診ている患者に出されている抗菌薬が、
どういう意図で出されているものなのか1つ1つ考察してみようと思います。
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