小児科志望の研修医が、小児科ローテ中に購入した9冊のオススメ参考書の感想書くよ

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どうも、布施田泰之です。

僕は今、小児科を回っています。

 

そして、元々小児科に興味があったこともあって、

メチャクチャ楽しいです!!!

これが、興味の力か!!!笑

気管支喘息、急性胃腸炎からの脱水、マイコプラズマ肺炎、虫垂炎、などを見て小児科らしいことしてるなぁと思っていたら、

生後1ヶ月の子が発熱して救急外来受診して初めての赤ちゃんのルート確保して速攻入院にしたり、

ネフローゼ症候群の子にステロイド飲ませたり、

川崎病の子も複数入院してきて心エコーマスターしたり、

初発のⅠ型糖尿病の子がHbA1c 16%で入院してきてインスリン導入して毎日血糖管理したり、

重症心身障がいの子の人工呼吸器の設定調節したり、

けいれんが止まっていない子供の救急車対応で、気管挿管や自分たちで脳波とって、脳炎・脳症がないかCT,MRIの所見みたり、

子供に起こること全部が小児科の守備範囲というだけあって、内科の知識が色々なところで役に立ちます。

 

内科回っている時に頑張って勉強したことがどんどん反映されるし、

小児科特有の疾患もたくさんあって日々勉強です。

小児科志望ということもあって、興味は他の科志望の人よりあると思いますが、

僕が買った参考書の紹介をしたいと思います。

小児症例は初期研修で経験することが義務付けられているはずなので、参考になる人も多いと思います!

 

では、僕が使った9冊の参考書の感想書きます!

【読み物系】

”HAPPY! 子どものみかた”
・10段階評価
★★★★★★★☆☆☆
・読破 〆
・感想
僕が、小児科を回る前くらいに読み始めた参考書ですが、小児科でこどもをみる時の心得、のようなものを学ぶことが出来ます。

小児科を回る時にこれまで、小児科に全くに触れてないことも多いと思うので、小児科の常識のようなものが分かるようになります。

大人では鑑別に上がらないような、腸重積とか、RSウイルスとか、突発性発疹とか、存在を思い出すのも大事です笑

 


“小児の薬の選び方、考え方”
・10段階評価
★★★★★★★☆☆☆
・読破 〆
・感想
これは小児科の先生にも分かりやすいとおすすめされました。

症候・疾患ごとにどのように考えて、どう対応して、どういった薬を処方するのか、かなり簡潔にまとまっていて読みやすいです。

研修医でも読みやすくおすすめです。

通読出来るくらいの分かりやすさで、小児の救急外来を手伝い始めて色々な症例をみてからその症候や疾患ごとに振り返って読んでも、面白かったです。

入院患者の勉強というよりは、夜間外来の勉強に最適、って感じですかね。

 


“子どものヘルス・スーパービジョン”
・10段階評価
★★★★★★★★☆☆
・読破 〆
1歳のこどもはこれが出来る、3歳のこどもはここまでできていることが多い、など発達や発育をみるのは小児科医の役目でもあります。

発育・発達は幼少期に見逃されると、その後の人生に影響を与えてしまうこともあり、上の先生の中にはかなり注意して毎回評価している先生もいます。

その先生におすすめされたこの参考書を超評価高い☆8個としたのは、
是非、読者の中の「子育て中の親」に読んでもらいたいからです!!!

初めての子育ての場合、心配なこと・疑問に思うことがたくさんあるはずです。発育や発達に関しては、保育園などで他の子と比べて初めて異常に気付く場合もあります。

「いつから離乳食を始めるといいですか?」
「歯磨きはいつからどうやってやるべきですか?」
「トイレトレーニングはいつからどうやってするのがいいんですか?」

子育ての疑問は枚挙にいとまがないとは思いますが、この参考書ではアメリカでも臨床経験あるいち小児科医が、外来でアドバイスしてきた内容をそのまま本に書いてくれています。

「小児科医がオススメする子育て法」

子育て中の方は、是非読んで損はしないと思います。

ちなみに、最近こどもが出来た友達にはすぐ連絡して、この参考書を読んでもらうように言いました笑

 

“帰してはいけない 小児外来患者”
・10段階評価
★★★★★★☆☆☆☆
・読破 〆
・感想

僕の病院で小児科を回る時は夜間外来の手伝いもするので、読んでいるんですが、

これは小児科医が一生働いて1回めぐり合うか否かくらいの難症例を書いているので、正直小児科を回る研修医レベルでは必要ないと思います。

その点で☆6個としました。

しかし!

読み物としてはとても面白いです!稀な症例を見逃さないようにこう言った参考書でシミュレーションしておくのは大切だと思います。上の小児科の先生も読み物として面白いよね~みたいなことをいっていました。

 

【マニュアル系】


“小児薬用量”
・10段階評価
★★★★★☆☆☆☆☆
・読破 ×
・感想

小児科では、基本的に体重に応じて量を変えます。

なので、クスリごとにこういった本を参考にして用量を確認するんです。

でも、研修医では絶対必要ないです笑 小児科医になる人は買ってください。

逆に言えば、小児科医はみんな持ってるよとのことでした笑

 

“小児科当直医マニュアル”

・10段階評価
★★★★★★☆☆☆☆
・読破 ×
・感想

小児科の当直マニュアルはこれともう一つ有名なものがあって、流派が分かれるようですが、僕は神奈川こども病院が出しているこっちを買ってみました。

これも実際、研修医ではそこまで使いません。

調べものとしては、後で紹介する辞書系の参考書の方が詳しいし、救急外来で自分だけで対応することはないので大丈夫です笑

 

【辞書系】

“小児救急ガイドライン”

・10段階評価
★★★★★★☆☆☆☆

・読破 ×

・感想
僕が研修している病院は小児の3次救急も受け入れているので、上の先生の救急車対応に同行することもあるんですが、そんな症例をあとで振り返って復習する時に参考にしています。一応、内科医・小児科研修医のための、と銘打った参考書です。

痙攣重積発作や脳炎・脳症の話や、
3か月未満の重症細菌感染の対応、
気管支喘息やクループ症候群などについて調べて勉強してました。

この後に説明する2つの辞書系参考書は病態や疫学などについてはより詳しいですが、こちらは対応に重きを置いて説明してくれている気がします。

 

“最新ガイドライン準拠 小児科診断・治療指針”

・10段階評価
★★★★★★★☆☆☆

・読破 ×

・感想
最近の日本や海外のガイドラインを踏まえて、小児科の症候・疾患について辞書的に描かれているかなりオススメの参考書です!

2万8千円と、高くなければ☆8個にしてたかもしれません!

小児科のガイドラインは無料でネット上で閲覧できないものも多いので笑、
最新のガイドラインも踏まえて、検査や治療について書いてくれているこの参考書は本当に使いやすいです。

今、真っ先に調べる参考書はこの参考書ですね。

もし少しでも小児科に興味があって、色々疾患をみた時に調べる辞書的な参考書が欲しい!という場合はこの参考書がおすすめです!高いけど!笑

 

“ネルソン小児科学”

・10段階評価
★★★★★★☆☆☆☆

・読破 ×

・感想
小児科の教科書で世界的に有名なネルソン小児科学です。

僕がこれまでつけてきた10段階評価は全部、研修医に向けてのオススメ度、だということを忘れないでください。

4万という値段と、超重量級で場所もとるサイズ感、詳しすぎる内容、は正直研修医には全くオススメしません笑

しかし、僕は小児科志望で色々詳しい知りたいので、超詳しく書いてくれているこのネルソン小児科学はかなり重宝しています!

特に感染症の部分もかなり力込めてかいてあるんですよね!感染症好きの僕としては嬉しい限りです。

今後も、まめに調べるようにして興味に身を任せて勉強していきたいと思います!

寄付してくださった方、本当にありがとうございます!!!
4万円の”ネルソン小児科学”の寄付が届き、猛省しました

 

 

以上、小児科志望の研修医が実際使ってみて、研修医におすすめかどうか感想書いてみました!

是非、参考にしてください!

元々興味がある科ということもあって、

勉強がはかどるはかどる!

 

 

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