ケンジです。
前回の記事では「せかいの物々交換」が開始したところまでお話ししました。
旅行記とは別に、リアルタイムはウユニの街からお送りしています
いらない物を処分するのではなく、旅人や現地の人と物々交換しながら旅をしようというものです。
(詳細は前回の記事をご覧ください→“「せかいの物々交換」プロジェクトを開始しました”)
さて、アルゼンチン、サルタのひと気が多い公園で準備をしていると早速サンドイッチ売りの青年が話しかけてくれました。しかも嬉しいことに英語です。
青年「おー、何やってるの?!その紙なんて書いてあるのー?」
Ken「物々交換だよ!旅しながら物々交換してる(チョイ盛り)」
青年「マジか!めっちゃイイじゃん!!なに交換するの?見せてよ!!」
あら、
これは開始0分で1発目の物々交換終了か…?
超ラッキー!
いやしかし、せっかくの露天デビューだから
ここで終了なんて気が早い、もうちょっと楽しみたいよ
青年よ、ここで交換なんて野暮なこと言いなさんな
いや、しかししかし、この先誰かが交換してくれるなんて保証もないし
今日はここで安全に店じまいか…?
などと考えながら、例の三種の神器を彼に見せると一言
青年「I don’t like it」
お、おう…さっきの勢いどこいっちゃったのよ
ブエノスアイレスに宅急便しちゃった?
超真顔じゃない…
青年「そういえばサンドイッチいる?1個5ペソ」
Ken「あ、、うんうんいるいる!!」
ちょっと焦り気味にサンドイッチを購入して、現地人とのファーストコンタクトが幕を閉じました。
今こうして書きながら気付いたんですが、なんとなくいっぱい食わされてます。
まあでも良いでしょう、少し安心したのも事実ですから。
それから2時間ほど、ちょこちょこ話しかけられたりはしたのですが、交換には至らず…
他にいた露天商の人から別のスポットを聞き出して、移動しました。
ちなみに、やっぱり露天商同士の繋がりっていうのが結構強いみたいで、最初いきなりぼくみたいな新参者が入っていって叱られないか心配だったんですが、みんなフレンドリーで気さくに輪の中に入れてくれました。
そして歩いて移動して、こちら
今度は地べたスタイルで、より露天商らしさを出していきます。
ここでも他の露天商たちが気さくに話しかけてくれます。頑張れと。
この場所は高校か大学の通学路になっているみたいで、「預かり物のキティちゃん」に反応してくれる人がちらほらいました。
(photo by flickr)
天使Ken「でもダメだよ!これは人から預かってるんだから!あくまでも『見せ球』でしょ?そんな積極的に交換しにいったら、ダメだよ!」
(photo by flickr)
悪魔Ken「うへへ、いいじゃねえか、持ち主も他の人に譲っていいって言ってたんだろう?ほらほら早いところその女子大生に押し付けちまいな!」
こんな葛藤がありつつも、
女子大生「やっぱりいいわ、ごめんなさいね」
とまたスルーを喰らいました。
ここでも2時間ほど待ったのですが、こちらはさっきよりも人通りが少なく、目線を送ってくれる人も少ないですね。
半分諦めムードの中、読書をしていると
運命の中年男性来店!!
このおとうさんの頭部に光るものが何かお分かりいただけるだろうか?
そうです!ヘッドライトが欲しいというこのおとうさん、交換するものがないのでお金で買わせてくれと言っていました。
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こっちがお金を払ったわけではないので、ルール上問題ないと判断しました。
割と定価近くで買ってくれたので、次回はこのお金と何かを交換することにしましょう。
これにて「せかいの物々交換」1発目終了となりました。
2発目はこちら!
→“せかいの物々交換 2発目 〜物々交換のコツが見えたかも?〜”
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