お久しぶりです、次郎作こと布施田泰之です。
昨日、武蔵野赤十字病院での総合診療科での2か月間の研修を終えました。
かなり勉強になった2か月だったのですが、
中には「3か月前から発熱が続いていて、3つの病院で診断がつかなかった不明熱」、
みたいなちょー総合診療科っぽい症例も見ました。
その時に読んだ参考書がこちら
この参考書、かなりためになる!!!
何より、
「思いつかない・知らない病気は、絶対に診断できない」
ということをひしひしと思い知らされた参考書でした。
これは、絶対的真理です。
例えば、
不明熱の鑑別に、
「血管内リンパ腫」を想起できないと、ランダム皮膚生検はオーダー出来ないし、
「Castleman病」を知らないと、リンパ節腫脹に注目出来ないと思います。
医者が不勉強なだけ(発熱をきたす疾患を挙げられないだけ)で、
「不明熱」って診断されてちゃダメですよね。
日本の総合診療界をリードし多数の著書を持つ野口善令先生が書かれたこの参考書は、
不明熱に対峙した時にはかなり役にたつ参考書で、
かなり気に入っていた参考書なんですが、
まさか、
その野口善令先生が、9/23に武蔵野赤十字病院に勉強会をしにやってきてくれました!!
武蔵野赤十字病院の感染症科を作り上げた本郷先生が、
ベスイスラエル病院で働いていたつながりで(野口先生もベスイスラエル病院で働いていたことがあるらしい)、
野口先生に勉強会をお願いしたとのことでした。
僕は、
(仕事終わってたらいこかな~)
くらいで思ってたんですが、
すごく著名な先生だと言うこと聞いて「野口善令」で検索をかけた次の瞬間、勉強会への参加を決めました。
「この先生の参考書、もう3冊も読んでる!サインもらわなきゃ!!!」
読んだのは、
これと、
これと、
さっき紹介したこの参考書です。
ということで、
勉強会に参加して、
サインもらってきました!!!笑
(そうです、ミーハーなんです笑)
でも、ちゃんと先生の参考書を何冊も読み込んでたのは、
武蔵野赤十字病院にエリート研修医多しといえど僕だけでしたね!笑
畏れ多くも一言くださいというリクエストをしたら、
「患者さんをhappyにできる医者になってください」
との言葉を頂きました。
この言葉に恥じないようにこれからも頑張ります。
↓サイン羨ましいな、のクリっくお願いします笑