こんばんは、次郎作こと布施田泰之です。
2か月間にもわたる、武蔵野赤十字病院 総合診療科での研修を終えました。
たくさんの種類の疾患を診て、多くのことを学んだ2か月でした。
特に僕のチームは上の先生にも恵まれてのびのびと2か月間過ごさせていただきました。
土日や祝日もしっかりもらえて、実家に帰省することも出来て、
(あぁ、これがQOLが高いっていうことかぁ)
と感動を覚えました笑
今週で武蔵野赤十字病院で働くのも最後ということで、
金曜日には担当の患者さんのところに、僕が会いに来れるのは最後だ、ということを伝えにいきました。
その担当の患者さんの中に入院期間が長い方がおられました。
その患者さんに言ってもらえた一言がうれしかったので、備忘録がてらこのブログに残しておこうと思います。
金曜日の夜にその患者さんの病室に行って話しました。
僕「僕は来週から大学病院に戻ってしまうので、担当の研修医が変わっちゃうんですよ」
患者さん「あら、そうなの。寂しくなるわね・・・」
患者さん
「私、もう合計で何年も病院にいるけど、先生は毎日会いに来て話してくれて、こんなに笑った1ヶ月初めてだわ。退屈な入院生活も楽しかった。
きっと先生の人柄ね。ありがとう。
じゃあ、立派なお医者さんになってね。」
僕は、なぜか泣きそうになって、逃げるように病室を出ました。
寂しくなって泣きそうだったかも知れないし、
医学的に何もしてあげられなかったことが悔しかったのかもしれないし、
単にそう言ってもらえて嬉しかったのかもしれません。
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もう10月が来て、医師になって半年が経ちました。
まだまだひよっこですが、
経験を積んでひたすら勉強して半年前の僕とは見違えるほど手技的にも知識的にも成長しているのを感じています。
それでも、患者さんが褒めてくれるのは、人柄なんですね
なんか僕の25年間を褒めてもらえたようで、無性に嬉しくなりましたとさ。
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前の研修医は土日も病院行ってたんだって。つまり明日から60連勤だね!笑