新年あけましておめでとうございます、
次郎作こと布施田泰之です。
31日の夜から1日の朝にかけて当直だったわけですが、
年越しの瞬間は一緒に内科当直に入っている研修医1年目と二人で、
患者さんの診療方針について話し合っているところでした笑
気付いたら年越してましたね笑
さて、今年はついに研修医として過ごす2年間が終わり、
専門医としての一歩を踏み出します。
去年も新年の抱負を書いたのですが↓、
2017年 新年の抱負 ~研修医1年目 、時代に逆行する思い~
この時とはかなり心境が違ってきたので、
また落ち着いて書いてみようかなと思います。
去年の僕は、
「初期研修医の2年は、何も考えずひたすら医学の勉強をする!」
をモットーに勉強していました。
なんとなく直感で、
専門医以外の分野の臨床能力は初期研修医2年目の最後がピークなんだろうなという気がしていて、
初期研修医の期間がとても大事に感じていたからです。
しかも、医師としての働き初めの2年間ということで、
独自の「スタートダッシュ理論」で頑張ってきました。
(※スタートダッシュ理論:何事もやり始めをすごく頑張るとその後が色々楽になるはず、という持論)
ということで、
基本的に土日も医学書を読みあさっているような1年半でした。
しかし、最近はかなり過ごし方が変わってきています。
まず一つは将来の科が「小児科」に決まり、
「小児科」への興味が半端なくなって、それしか勉強しなくなったことです笑
自分が勉強することで患者さんのためになる内容は、
心筋梗塞や脳梗塞ではなく、熱性けいれんや遺伝子異常等なんだと思い知ってから、
かなり勉強する内容が変わりました。
最近も大量の教科書を買い込んで、読み込んでいます。
小児科って、結局「子どもの内科」だから範囲が広すぎですね!笑
また、3年間は小児科の勉強をひたすらする日々になりそうです。
もう一つは、
「臨床医としてひたすら頑張るだけでは根本的な解決は出来ていないのではないか」という自分への問いが日に日に大きくなってきていることです。
詳しく書くと壮大な内容になってしまうので割愛しますが、
やはり、医療を取り巻く社会制度や、病院における医療者の勤務体制、近年急激にすすむ技術革新、地方で進む高齢化や過疎化などなど問題は山積みで、
本当に純粋な「患者さんを助けたい」という思いは、「臨床医として働く」だけでは達成出来ないのではないかと思うことが多くなってきました。
「臨床医として一人前になってから言えよ」って自分で思うこともありますが笑、
早い段階から色々と勉強するのは悪くないかなと思って、勉強を開始しています。
以前にも書いた、「千葉大学の講義」もその一環で受講しているわけです。
ということで、
今年の抱負としては、
少しでも早く1人前の小児科医になって、
徐々に医学だけでなくより大きな範囲に勉強の対象を広げていきたい、
というところですね。
そんな中、僕の人生に色々と影響を与えてきた「男みくじ」に再会しました。
小吉
“望む幸福は一日にして成らず”
だよね!笑
数年先ではなく、
数十年先を思い描いて、
今年も頑張ろうと思います。
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