医師国家試験後の春休みに読むべき研修医本ベスト6紹介するよ

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お久しぶりです、次郎作こと布施田泰之です。

 

前回、

初期研修医の2年間で購入した130冊の参考書、オススメ度を10段階で評価して感想書くよ

初期研修医の2年間で購入した130冊の参考書、オススメ度を10段階で評価して感想書くよ

↑この記事を書いたところ、

 

ツイッター上で影響力のある研修医の方に拡散していただき、

多くの研修医の方々に読んでいただけたようでした。

 

そして、先日第112回の医師国家試験が終わったようです。

今年受験された方々お疲れ様でした。

そこで、今回は国試が終わった直後の医学部6年生にむかって記事を書こうと思います。

 

 

「国試直後のおれらに、参考書読む時間なんてないよ!」

 

 

・・・それが国試を終え、卒業旅行中の6年生たちの声だと思います。

普通は国試直後から海外旅行や国内旅行を詰め込みまくって、

研修医として働きだすまでの最後の学生期間1か月半ほどを謳歌するからです。

 

 

しかし、

時には僕みたいな医学生もいるでしょう。

 

 

「2月にラスベガスで旅行費用を全て失い、3月に旅行の予定なし!!!」

卒業旅行で、残りの卒業旅行を賭けにラスベガスにきました

 

 

ということで、

医師国家試験を終えてから研修医として働き出す前に読んでおくとよい参考書を、

初期研修2年間で130冊の参考書を購入し55冊を通読した僕が、

6つだけ選んでご紹介したいと思います。

 

 

今回のランキングは、研修医としての役立ち度はもちろんのこと、

「まだ病棟に出ていない医学生の段階でも得るものが多かったり、事前に学んでおくことで4月からの効率がupする参考書」

ということを考えた上でしっかり選んでいます。

ぜひ参考にしてください。

特に、臨床経験なしでも読みやすいものを上位にしています。

 

 

第1位!!!

“輸液を学ぶ人のために”

・読みやすさ

★★★★★

・即効性

★★★★★

・感想

この参考書は、学生時代に病棟実習からはほぼ姿を消し国試は最低限しか勉強しなかった「輸液チンプンカンプン」の僕が、

輸液の感覚をつかんだちょー名著です。

・人って一日どれくらい水分が必要?

・塩(NaCl)は一日どれくらい?

・Kは一日どれくらい?

みたいな、本当に輸液の本質について会話形式で語られており、かなり読みやすくなっています。

数時間で読めるのにも関わらず、それ以降の輸液のイメージを確立してくれます。

もっと詳しい話は、臨床の場に出てからいくらでも勉強すればいいと思います。

やはり最初に大枠のイメージをつかむということは、何事にも勧められる勉強法のようです。

 

 

第二位!!

”3秒で心電図を読む本”

・読みやすさ

★★★★★

・即効性

★★★★★

・感想

これも臨床経験なくても読みやすく、それでいて即効性のある参考書です。

救急外来に駆り出され「胸痛」の患者が来て心電図をとらない研修医はいませんが、

正常心電図も読めない研修医ならいくらでもいます。

この参考書では目標を「正常心電図を自信を持って正常といい、循環器内科へコンサルトすべき異常を認知する」ところに置いています。

その目標に向け心電図の読み方を、自分の目の動きやその時に考えることを明記しながら説明していきます。

これも数時間で読めるのに、その後の心電図との付き合い方を変えうるすごい参考書です。

 

第3位!

”やさしイイ胸部画像教室”

・読みやすさ

★★★★☆

・即効性

★★★★☆

・感想

研修医として勉強すべきこととしてよく話題に上がるのは、

輸液や抗菌薬ではないでしょうか。

確かに学生中にあまり勉強しないのにいきなり臨床では必要になる知識なので分かるんですが、

僕としては絶対避けては通れない胸部X線、心電図などの知識ももう一度臨床に即した形で勉強しなおすべきだと思います。

↑こちらもオススメです。呼吸器内科専門医の読影ルーティーンをマネることで自分の読影の質を上げることができます。

この2つのどちらでもよいので、最初にどちらかを読んでおいて胸部X線・胸部CTに触れるたびに思い出すようにするとかなり勉強になると思います。

 

第4位

”絶対わかる抗菌薬はじめの一歩”

・読みやすさ

★★★☆☆

・即効性

★★★★☆

・感想

医学生のみんなが抗菌薬を勉強したくてうずうずしていると思うのであげましたが、実際抗菌薬は使っているのをみながら確認したり、自分の患者ではどれを選ぶべきかを考えながら勉強したほうが明らかに勉強効率がいいので、

研修医になって働き始めてから勉強してもよいかもしれません。

また、この参考書は通読するにもやや単調に感じるかもしれませんが、かなり系統立って記してあるので自分の抗菌薬知識のベースとして使ってもらえるといいと思います。

間違っても有名だからと言って、

研修医になる直前やなりたての時に↑この参考書を読んではいけませんよ!

少なくとも、抗菌薬の名前からスペクトラムがだいたい想起でき、市中肺炎・尿路感染症と聞いてだいたいどの抗菌薬を選ぶべきかわかるようになってから読まないと得るものはほぼありません笑

これは感染症専門医はどう抗菌薬を使っているのか、細かい本音を聞きたいときに読む参考書です。

研修医1年目のなりたてのあなたにこの参考書を勧めてくる先輩がいたら、

・そもそもこの参考書をほぼ読んでいない

・何かオススメ聞かれたから有名なこの参考書の名前を挙げてみた

・抗菌薬を学び始めたときのチンプンカンプンさを忘れてしまった

のどれかなので気を付けてください。

「抗菌薬の考え方、使い方」が有名すぎて時間を無駄にしている研修医をたくさん見かけたので、口を酸っぱく忠告しています笑

 

第5位!

”もう困らない救急・当直”

・読みやすさ

★★★★☆

・即効性

★★★☆☆

・感想

研修医として働き始めて、実は一番戦力として力を発揮できるのは「当直」です。

これはほとんどの市中病院でそうだと思います。

なので、専門医となってからはあまり必要ではないかもしれませんが、

「当直力」は初期研修医に求められる能力となっています。

外科当直は少し特殊ですが、

内科当直や救急車対応では鑑別疾患があがらないことには問診も検査もすすめていけません。

この参考書は研修医に絶対読んでもらいたいものなんですが、この鑑別疾患に関してもやっぱり臨床経験がないと全く勉強がはかどりません笑

もし時間とやる気がある人がいたら読んでみてください。

 

第6位!

”内科レジデントの鉄則 第2版”

・読みやすさ

★★★☆☆

・即効性

★★☆☆☆

・感想

正直、病棟業務もしたことない、直接患者を受けもったことがない、といった状態で読む参考書としてはレベルがかなり高いです。

しかし、この参考書のいいところは、

「信用しきって隅から隅まで理解して覚えれば、絶対役に立つと断言できる」

ところです。

なので、春休みに読むには難解で新しい知識ばかりと感じる部分もあると思いますが、今後読み込むための1回目として通読して、

「そういえば、これあの参考書に書いてあったな」と思い出して復習できるようになるだけでかなりの収穫だと思います。

やる気が満ち溢れて、上の5冊なんかとっくに読んじゃったよ、という人はこの参考書でも読んでみてください。

 

 

以上、初期研修医になる直前の春休みの暇な時間に読むとよい参考書6つでした!!!

 

ただ、ここで断言しておきますが、

春休みは本当に最後の長期休みです!

国試の延長でダラダラ勉強しないでください!!!

勉強なんて研修医になってからすればいいです!

春休みは遊びほうけたり、だらだらしたり、温泉入ったりしてください。

 

特に、長期休みをみんなと合わせにくい、というところが一番働き始めてから困ってしまいます。

やっぱり友達数人と自由気ままに気軽に旅行できるのは学生中の特権です。

働いてからできないことはないのですが、結構気合を入れないと友達数人と同時に長期休みをとるのは難しくなってしまいます。

 

 

ということで、あくまでこの記事は、

ラスベガスで旅行費用失って勉強くらいしかすることない人

(と研修医になってしまった直後の方)向けに読むべき参考書6選ということで紹介しておきます。

 

 

4月になって研修医になって「さて何から勉強しようかな」というときにこの記事に戻ってきて参考にしていただけるといいと思います。

 

それでは、国試受験生のみなさん、

国試おつかれさまでした!思う存分春休みを堪能してください!!

 

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