これは僕、次郎作が大学4年生の11月~2月の三か月間、
西アフリカのガーナという国に留学した時の話です。
正直タイの話よりおもしろいので読んでみてください!笑
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みなさん、こんにちは
次郎作です。
ついに僕もガーナ生活第4週目に突入しました。
ガーナに到着してから、今まで何回か記事を書いてきましたが、
よく考えたら全然ガーナでの生活をリアルに伝えられていないと思ったので、
今日は実際に僕たちはどんな生活をしているのかを書いていきたいと思います。
まずは、どんなところに住んでいるのか、について。
僕たちはガーナ大学内にある International student hostel という大学寮に住ませてもらっています。
これが正面
内側から見た寮。
こんな感じの寮が50メートルほど離れて2つあります。(これがのちにキーになります笑)
もちろん世界各地から学生が集まっている寮なので、白人の方もいれば中国の方もいるし、他の国の黒人の方もいます。
ちなみに僕の部屋のおとなりさんは、中国人のおねーちゃんです(ロ_ロ)ゞ笑
次にこの寮の基本的な情報を述べます。
まず部屋はこんな感じ
・広さ 一部屋6畳ほど。ベランダあり。
・設備 机、椅子、ベッド、棚、タンス、ソファー、ファン(天井についてる)
ちなみにトイレ、キッチン、冷蔵庫、シャワー、ランドリーなどは共用です。
これが共用トイレ&シャワー
ここが断水の時、修羅場と化す場所です。
みなさん、考えてみてください。
①断水→シャワーが使えない
②断水→トイレが流れない
この①と②は今の僕たちにとってどっちが大変でしょうか?
ちっ
ちっ
ちっ
ちっ
ちー!!!!
正解は、
実は②の「断水→トイレが流れない」
でした!!
この理由を知るためには、僕ら学生と断水との戦いの歴史をひもとかなければなりません。
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一か月以上昔、
僕が到着する前から村長とRPGの二人は幾度となく断水に見舞われ、壮絶な被害を受けたといいます。
特に女性であるRPGは当時のことを振り返りこう語ります、
「ガーナに来て、最初の2週間は鬱になりました。慣れない環境、立ちはだかる言語や人種の壁、なにより断水が続いて人生で初めて2日以上シャワーが浴びれなかった時に、ズーン・・・と気分が落ち込みました」
では、彼らはどのようにこの断水の危機を乗り越えたのか?
彼らは世紀の大発見をしたのです!!
インドに一人で放浪するなど、サバイバル能力に長けた村長はその発見の時のことをこう語ります、
「最初は、あれ?と思っただけだったんです。
なんか断水になると、タオルや着替えを持って寮から出ていく人が現れるんです。
おかしいなぁ、彼らはどこに行くのかなぁ、と思い、
観察してみるとみんなこぞって100mほど離れた隣の寮に入っていくんですよ。
その時、ピンッときましたね!
あ、隣の寮も同時に断水してるとは限らないんだ!ってね」
そうなんです!
二つある International student hostel のうち2つともの寮が同時に断水になってることはないのです!!
さらに言えば、どうやら隣の寮には貯水タンクが僕たちの住んでいる寮の
3倍
設置されていることが判明し、事実上隣の寮は断水が起こらないことが発覚しました。
と、いうわけで基本的には断水になっても毎回隣の寮まで50m歩きさえすれば、
シャワーも浴びられるし、歯も磨けるし、料理もできるし、トイレもできるのです。
なので、実際断水になってもシャワーはほぼ難なく浴びられます。
(基本的すぎて説明してませんでしたが、シャワーはお湯なんて出ません。出てくるのは、日中に太陽光で温められたぬるま湯だけです笑)
しかし、トイレはどうでしょう。
もちろん基本的には隣の寮まで歩いて、トイレに行きます。
だが、もしガーナの不衛生でスパイシーな食事で腹を壊す外国人が多数いたとしたら・・・
ゴクリッ
(お腹が弱いことで有名な僕ですが、まだ最悪の事態はまのがれています。誤解なさらぬよう笑)
まぁ想像に難くないと思いますが、色々なものが蓄積され、ものすごい異臭を放つことになります。
ということで、
②の断水→トイレ流れない
のほうが、今の僕たちにとって一大事なんですね~(ロ_ロ)ゞ笑
断水の話で盛り上がってしまいました笑
話を寮の設備の話に戻します。
これがキッチンです↓
使えるのは、電気コンロのみです!!
食材も、調理器具も、かなり限られているなか、うちのシェフの村長が腕をふるいます。
ちなみに、僕は食器洗い担当です笑
ここがランドリーです↓
これも基本的すぎて書いてませんでしたが、
もちろん洗濯機なんてありません。
なので、バケツと洗濯板を駆使して頑張っています。
と、住んでいる寮についての情報はこんな感じですかね。
じゃあ、次に「食」についてお話します。
基本的に、
朝は各自パンを食べ、
昼は、実験の空き時間にみんなで集まって、学生食堂かナイトマーケット(どちらも後で触れます)へ、
夜は、村長シェフが腕をふるう、
というのがルーティーンになっています。
今日は、昼に行く学生食堂やナイトマーケットについて詳しく書きます。
学生食堂は、僕たちが研究している野口記念医学研究所から徒歩20分と、すこし離れたところにあり、
ナイトマーケットは、野口研から徒歩10分、さらに言えば、僕たちの住む寮から徒歩1分のところにあります。
初めのうちは先生の車に乗せてもらったり、頑張って歩いて学生食堂まで行ってましたが、
最近はもっぱらナイトマーケットです。(特に僕と村長の男子二人)
これは学生食堂のフーフーです。
フーフーは、僕のお気に入りのガーナ食となりました。
フーフー自体は、日本のお餅とほぼ食感は変わらず、それをライトスープやグランナッツスープといったスパイシーなスープと食べるのです。
これは、学生食堂のフライドライス(チャーハン的な)とチキンです。
これもかなり美味です。
以上、かなりマイルドな学生食堂の写真をお見せしました。
次は、3年前の学生は行くことを禁じられ、去年の先輩もガーナで3カ月過ごした3人は一度も足を踏み入れなかったという、
問題の「ナイトマーケット」
をご紹介します。
ちなみに、昨日の夜も3人でナイトマーケットを利用したところ、果敢に生野菜を食べたRPGが華麗にお腹をぶっこわしてました笑
このことについては、またRPGが記事を書くそうです笑
まずはナイトマーケットの外観から。
近づくとこんな感じ
名前の通り、夜もやってます↓
大量に作られたジョロフライスやワチェが、袋に入ってます笑
最近の僕のお気に入り(お腹を壊さないための知恵を含め)がこれです!!
ジョロフライス(スパイシーなチャーハン的な)を50円分
ワチェと呼ばれる、豆と米をベースとしたガーナの伝統料理を50円分
謎のお肉50円
黄身が白いゆでたまご25円
の計175円です。
上にかかっているのがぺぺ(辛い調味料)やシト(辛い調味料2)です。
という感じで、意外とナイトマーケットも使いこなしてます!笑
みなさんもガーナへ来た際は、食べに行ってみてください。
では、今日は僕たちのガーナ生活の衣食住について説明しました。
少しはこっちでの生活を想像できたでしょうか?
では、次はRPGがナイトマーケットの生野菜に負けて悔しい思いをつづってくれるそうです笑
楽しみにしていてください笑
次郎作