こんばんは、次郎作こと布施田泰之です。
最近、年末年始の休みがあり、また三連休ということで、やや仕事に余裕が出てきたので、
参考書読書を再開しました。
今回読んだ参考書はこちら
レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室 ベストティーチャーに教わる胸部X線の読み方考え方
最近、どうやら自分は人より画像診断が得意なのではないか、ということに気付き笑、
画像診断系の参考書を読みまくろうと考えていて、
今回はこの参考書を手にとりました。
前々から評判がよいということを聞いていたので、この参考書を手にとってみました。
読んでみると、さすがに分かりやすい!!!
以前に、画像診断の参考書を3冊くらい読んだことがありましたが、
研修医の僕が「画像診断」のオススメ参考書3冊読んだので感想書くよ
この参考書でいろいろ思い出し、やっと腑に落ちた感じがします。
上の記事で絶賛したこの↓の参考書、
胸部X線・CTの読み方 やさしくやさしく教えます!
と匹敵するくらいよかったです。
同じ参考書を読み込むのも大切なことなんですが、
僕は、こういった同じ対象を別の人が別の切り口から書いた参考書を、
何冊も読むことで知識は深まりやすいのではないかと考えています。
この参考書では、病態を図示してくれてわかりやすくしっかり説明しています。
この画像は、どういう疾患でみられるか、ということではなく、
どういった病態が起こっているから、こういった画像になるのか、という部分からわかりやすく説明してくれるので、
画像所見を、疾患との1対1対応で覚えるのではなく、
画像所見から病態を類推できるようになります。
胸部X線でシルエットサインの場所で、大体肺のS何領域か類推できるっていう話とか、
胸部X線や胸部CTでみえるのは0.5mm以上からとか、
いろいろためになる情報が多くて読んでいて楽しかったです!!
おすすめなので、みなさんも読んでみてください!!
↓参考書の記事、参考にしてるよ!のクリックお願いします!
こんにちは!同じく研修医1年目のものです。少し質問したいのでコメントさせてもらいます。私は抗菌薬が苦手で、以前このブログでも紹介されていた絶対わかる抗菌薬はじめの一歩も読み、担当患者さんが使った抗菌薬を逐一読み直すということをしています。ただ、全然抗菌薬おぼわらないし、何系だったっけ?といった感じです。なにかいい勉強方法と他にいい本はありますか?
国家試験前から読ませてもらっていてファンです。全然勉強足りず、布施田さんすごいなーていつも思って読ませてもらってます。見習って私も頑張りますね!
コメントありがとうございます!
僕がやってるのは、1つの感染症とそれに対する抗菌薬を見た時に、毎回「サンフォード」「レジデントのための感染症診療マニュアル」「抗菌薬の使い方、考え方」「日本のガイドライン(肺炎や尿路感染、感染性心内膜炎等)」などすべてに目を通すようにしています。
抗菌薬は、国や感染症専門医でも意見が異なることが結構多いので、みんなの意見を読んで自分の考えを決めている感じです。
おすすめはいろんな抗菌薬の入門書を読みまくって、大体のイメージをつけてしまうことです。
一度体系的に学ばないと、知識というものは全然定着しないからです。
少なくとも僕はそう勉強してます!最初が大変ですが、結果的には効率よく個々の抗菌薬の知識も入ってくると思います!
またこれからも応援お願いします!!