どうも、次郎作こと布施田泰之です。
温泉地での地域研修も5週目に入り、
仕事後に温泉に入って、日本酒飲みながら読書をする、といった文豪のような生活も終わりを迎えようとしています。
あぁ、この1年半の研修で一番楽しかったなぁ笑
福島県には温泉がたくさんあるので、近くの温泉もたくさんいけました。
そして、先週末も行ってきました「山形県 米沢」
米沢牛でも有名な米沢市は、実は母方の実家がある場所なんです。
いとこの結婚式以来、実に4年間もの間顔を出していなかったので、
久しぶりに行ってきました。
米沢は山形県の中でもかなり南部にあるので、福島市や郡山市に比較的近く、車で1時間半もかからない距離なのでした。
久しぶりに行ってみるといとこに子供が2人もできていて、
4世代 9人家族が同じ屋根の下に暮らす大家族になっていました!!!笑
ちょー賑やか!!!笑
赤ちゃん・子供がいるだけでこんなに家の雰囲気が変わるんだなぁ、としみじみ思いました。
そして、
実は米沢に行く前に母に「米沢に週末帰ることにした」と連絡していたのですが、
母「では、近くの温泉を予約しておいたので、おじいちゃん・おばあちゃんと3人で行ってきてください」
と、返事がきていました。
(・・・急だな!笑)
とは思いましたが、確かに最近あんまり話してなかったし、いい親孝行の機会だと思って祖父母と3人で温泉行ってきました!
旅館につくと、部屋はなぜかグレードアップされてました笑
ちょー広い定員7人の部屋でした笑
祖父母と3人で撮ったいい笑顔の写真もあるんですが、顔出しの許可をもらうのを忘れたので、部屋についた時の生活感あふれるこの写真だけ載せておきます笑
その後、温泉でゆっくりしてから、食事へ。
父親が米沢にふるさと納税しているらしく、
その特典を使い、この旅館もこの写真の米沢牛のステーキもかなり格安で堪能することが出来ました。
そして、食事中にすることと言えば、「会話」です。
いったい祖父母とはどんなことを話せばいいんだろう・・・と少し心配していたんですが、
杞憂でした。
歴史好きのおじいちゃんは雄弁でした。
米沢牛の起源から、
郡山市が開拓された時の歴史について、米沢藩と久留米藩が入って開拓が行われたとかその時活躍した「中條政恒」などの話、
米沢出身で日本で初めて小児科の医学書「幼幼精義」を訳した「堀内素堂」の話から、
蘭学者の「高野長英」が江戸でおたずねものになりながらも逃亡した話など、
次から次へと歴史の話が出てきます。
元々、僕もそういう歴史が大好きなので数時間聞き入ってしまいました。
最初は、「え、本当にこんな細かく覚えてるの!?」とか疑ってたんですが、
「磐梯山が噴火した日」を、すらすらと教えてくれて、その場でGoogleで調べて日付が完璧に合ってた時に、
「あ、これ本当に全部覚えてるんだ!」って感動しました!
こんなに歴史の素養がある身近な人はいなかったので、感銘を受けました。
学校の先生を定年退職してから今年の3月まで、上杉家廟所で働いていたようなので、
「そういえば、おじいちゃん今年で何歳になるんですか?」と聞くと、
祖父「88歳」
僕「え!?」
病院で接するような僕が思っていた88歳とは全く違い、若々しく認知症知らずだったので心の底から驚いてしまいました笑
そして、健康で嬉しそうに歴史を語るおじいちゃんとそれを嬉しそうに聞くおばあちゃんをみて、
(やっぱり、健康が一番大事なんだよなぁ)
と泣きそうなぐらい嬉しくなりました。
あと、
地味にじわじわきたのが、
「むしろ、88歳まで仕事してたのか・・・笑」
というところですね笑
そんなこんなで、結局温泉の1泊はすぐ終わりました。
その次の日は、久しぶりの実家でゴロゴロしてました。
そして、昼ごはんは、伯父さんが御馳走してくださいました。
でも、紹介された「米沢牛のステーキ」です!!!
米沢牛うますぎ!!!
わさびで食べるのが美味しすぎてびっくりです。
盛りだくさんな久しぶりの実家でしたが、存分に楽しむことが出来ました。
元気な祖父母に会いにいったり、甥っ子姪っ子の成長を見に、また顔を出したいなぁと思いました。
なにより、おじいちゃんの博識さには脱帽です。
僕も負けてられないな、と思いました。
来月からは、また「医学」の勉強も頑張ろうと思います!!!
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88歳は米寿、90歳は卒寿のお祝いをちゃんとしてあげてくださいね。
こんにちは、はじめまして。
私はアメリカで研修医をしています。16歳で単身留学をし、アメリカで医師免許を取得しました。日本の研修医制度とはどのようなものなのだろうと思い 検索をしていて、このブログに出会いました。共感する内容が多く、楽しく読ませていただいています。これからもお互いに頑張りましょうね!