こんにちは、次郎作こと布施田泰之です。
明日から卒業試験が始まります。
東京医科歯科大学では卒業試験の一発目は、
CSA ; Clinical Skills Assessment 臨床技能試験
という名前の実技試験があります。
このCSAはよく、
病棟に出る際に医学部3,4年で行われる試験である、
OSCE ; Objective Structured Clinical Examination 客観的臨床能力試験
の進化型であると言われます。
OSCEが病院での医者のお作法を試される試験なら、
(OSCEでは実技試験の型が出来るかどうかだけを問われます)
CSAはお作法に解釈を求められる試験です。
もっと具体的に言うと、
問診→(必要な身体診察を想起)→身体診察→(必要な検査を想起)→検査所見→(疑わしい疾患を想起)→鑑別診断→カルテ記載
という一連の流れを試験で試されるわけです。
特に今までの試験と異なる点は、
↑流れの中でカッコに囲んだ部分、自分で診断を進めていく力が必要な点です。
今まで、問診を取る練習はしてきました、身体診察をとる練習もしてきました、検査所見を解釈する練習もしてきました、病歴から鑑別診断をあげるトレーニングもしてきました、実習ではカルテを記載する機会も豊富にありました。
それら個々で鍛えてきた力を連動させて発揮する試験がこの「CSA」なんです。
と、まぁ偉そうにいろいろ語りましたが、
さっきまでバイトしてて、特にまだ1時間くらいしかCSAの対策をしてないので、
鑑別診断の勉強でもしてきます。
久しぶりにランキング上位に浮上してきました笑
↓応援のクリックお願いします
にほんブログ村