1か月で仕事を辞め、上京してきた福井のニートの実話です。
1話目から読むことをお勧めします。
東京での生活では、食費を節約したいため、自炊をしている。
自炊といっても、大した料理を作れるわけではないので、肉と野菜を炒めるくらいだ。
その日も僕はいつものように、フライパンで肉を炒めていた。
その時、先日入居して来たベトナムからの留学生もキッチンに入って来た。
「いいにおい。」
そう言いながら、フライパンを覗きこんできた。
きっと、どんな料理をしているのだろうと思って覗いたんだと思う。
しかし、ただ肉を炒めているだけだ。
肉だけという、バランスの悪さに心配してくれたのか、、、、、、、
「野菜食べる??」
そう聞かれた僕は2、3度頷き野菜をもらった。
「はい、キャベツ!」
そう言って、まな板の上に置かれたのは、白菜である。
ちなみに僕は、キャベツとレタスの違いがわからない。
フライパンの中に白菜も交えて、少し豪華な野菜炒めが完成した。
その後、米ももらって助けられた。
ルームシェアは助け合いである。
もらってばかりなので、今度は僕も何かあげようと思う。
To be continued・・・