実習一日目終了~結核菌は吸ってナンボ~

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こんばんわ、次郎作です。

2か月にもわたるタイ海外臨床実習の1日目を無事終えたので、今一人祝杯をあげています。

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では、さっそく今日の実習内容について書きます!!

今回の記事は、医学生とかシリラート病院で海外実習したい人向けなので他の人は読まないでください!笑

絶対おもしろくないです笑

写真 2015-03-30 18 54 01

これが今日もらった感染症科の実習スケジュールです。

今日の日程を軽く書きます。

7:30 集合

7:45 迎えが来る

8:00 移動して説明を受ける

8:30~9:00 ICUに移動し、重症患者の説明受ける

9:00~10:00 微生物学の建物に移動してマラリアなどのグラム染色の標本見る

10:00~11:00 一時間休み

11:00~12:00 抄読会(みんなで論文を読む)的なもの

12:00~13:00 昼ご飯(用意してくれたものを抄読会メンバーで食べる)

13:00~15:30 感染症外来を見学する

15:30~16:30 レクチャーの開始を待つ

16:30 レクチャーがなくなり、解散

16:45~17:45 タイ式足マッサージ

って感じです!!

では、順に説明していきます!

まず、朝7:30にInternational Relation Officeという集合場所に行きました。

するとそこにはその名前にふさわしい国際的な顔立ちの方々が!

アメリカ顔から中東顔、アジア顔までいろんな人種の先生方がいました。

「なんだ、マヒドン大学さすがだな、留学生用に外人雇ってるのか」と内心思いつつも、

「今日から実習する学生のものですが・・・」と話しかけると、

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

「あ、君も学生? ならこっちに一緒に座りなよ!」と一言。

あ、こいつらも留学生パターンね笑

なんか老けてるなと思ったら、みんなアメリカからの留学生で医学部を卒業のこのころには30歳近くなっちゃうのでした。

僕が聞いたところ、みんな卒業直前で27歳とか29歳とかでした。

あぁ、アメリカでは医学部入る前に大学でないといけないんだったよな。なるほどな。

 

その後、感染症科の建物に移動して、いろいろ説明を受けました。

それが終わり9時まで時間があったので、ICUにいる重症マラリア患者の説明を受けにICUへ。

そこで初めてマラリア患者を診ました。体温の推移が本当に周期的でした!!

近くのベッドには、ハンセン病の患者がいて説明を受けました。

道徳の時間とかに差別の話を聞いて名前は知っていたけれど、まだまだなくなっていない病気なのだと実感しました。

 

その後、9時から一時間、学生に向けた微生物学の実習みたいなのを一緒に受けました。

いろいろなグラム染色の標本を見せられ、その説明を受けるといったスタイルでした。

最後の方はマラリアの標本を見せられ、マラリアの亜種のどれかを当てるやつをやりました。

医科歯科の学生ならおなじみのやつです笑

 

それが終わると、一時間休憩があり、

その後、抄読会(代表者が一つの論文を読んできてそれを分かりやすくみんなに説明する)を聞きました。

内容がタイらしい内容で

「HIVとC型肝炎ウイルスの両方にかかっている患者における、最適なDAA(direct acting antiviral)の使用法」

でした。

DAA(直接作用型抗ウイルス薬)とは最近開発されたC型肝炎の新薬で、治療成績を格段に進歩させたものです。

詳しくはこちらのサイトへ↓(クリック)
”C型肝炎治療の新展開”

授業で習ってたのかもしれないけど、僕は全く知らない新薬だったので、英語で説明されてもさっぱりでした笑

 

抄読会後は、みんなで昼ご飯

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名前は分からないけど、こういう系のタイ料理めっちゃおいしい、スパイシー!

 

午後は、感染症の外来を2時間以上ぶっ続けで見学しました。

ついた先生が年に日本に4回行くなど、チョー日本が好きな先生で、僕にも熱心に英語で教えてくださいました。

まず一人目の患者さんは、9か月前に腎臓移植をして免疫抑制剤を投与されていて、そのため3か月前にサイトメガロウイルスに感染してしまった患者さんでした。

 

二人目の患者さんは、17年前からHIVに感染していて6か月ごとの定期診察に来ている方でした。

その時に話を伺ったところ、タイ(シリラート病院)の感染症外来では、外来の患者の半分がHIV/AIDSの患者だそうです。

 

三人目の患者さんは、高齢の方であごの下が腫れているといった方でした。

前回の診察で、その腫れた部位から生検したところ結核菌が培養され、結核との診断になったようです。

見事その腫れたリンパ節を触診させていただきました。

触診しながら心の中では
(ん、これ結核菌どうなってるのかな・・・? 空気感染しちゃうよね・・・?)
という考えがとまりませんでした。

 

四人目の患者さんは、若いAIDSの患者さんでした。

その患者の胸のレントゲンを見せられ、先生に「どこが変だか分かる?」と聞かれました。

う~ん、さっきの患者で聞かれた時は異常なしって答えて正解したし、

今回も異常なしで!と答えると、

肺野に白い小さな粒粒が・・・

診断は、

粟粒結核でした!!!

粟粒結核とは、結核菌が血液中に侵入して全身を巡ってしまってる状態です!

しかも、肺野に病変がたくさん見えるということは、ほぼ100%結核菌排菌してるはず!!!

絶対、今結核菌吸ってるじゃん!!!笑

うわぁ、来月には呼吸器内科(結核科)をまわるというのに、初日からこれって

絶対、結核菌に感染して帰ることになるな~笑

でも、大丈夫! 

結核菌に暴露されても、感染は30%、発症はにいたっては3%ですから!

つまり、結核菌は感染しても90%の人は発病することなく生涯を終えるのです!大丈夫!

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・

と、自分に言い聞かせて今日は寝ます笑

おやすみなさい

 

 

 

次郎作

おまけ

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UCLA(アメリカ)から留学してきた二人と一緒にタイ式マッサージしてきました。

以前やったときもそうでしたが、僕はタイのオイルにかぶれるようです。

すぐシャワーを浴びて洗い流しましたとさ笑

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