福井のニートは「上京」の夢を見る 第五話「パン工場」

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次郎作こと、布施田泰之です。

福井の友達の波瀾万丈な社会人生活を記事にしてもらいました。

大学を卒業し、就活に苦しみながら、なんとか就職を決めたと思いきや、

就職後1か月で仕事を辞め、全財産7万円を握りしめて「上京」を決心する、

そんな上京物語です。

面白いので、是非第一話目から読んでみてください。

第一話「辞めます」


 

全財産、7万を握りしめ福井から上京してきた。

しかし、住居を決め、家賃4万を払ったため、上京2日目にして全財産の半分を失い、早くもカツカツの生活を送ることになった、、、、、

 

住居は決まった。

次は仕事を決めなければ。

 

今の僕に仕事を選んでる時間はなかった。

すぐに働けるならなんでもよかった。

 

そんな時、友人からパン工場でのバイトを紹介された。

 

 

パン工場

想定外だった。

 

今までコンビニや飲食店などの接客をメインにバイトをしていた僕に、工場という選択肢は頭になかったからだ。

 

僕は、バイトを引き受けるか躊躇した。

 

そんな時、友人がこんな情報をくれた。

 

 

「パン食べ放題らしいよ」

パン工場でのアルバイトが決まった。

 

食費も節約でき、最高のバイトだ。

僕の気持ちは、高まっていた。

 

 

喜んでいると友人から一番大切なことを伝えられた。

 

「時間帯は18時から翌朝5時までの夜勤だから。」

 

え??

パン工場で夜勤だって??

拘束時間、11時間

 

これはまあまあやばいぞ。

ちなみに期間は1ヶ月。

 

みんなが寝ている間、僕はひたすらパンを作ることが確定した。

 

第六話「重ね続けて・・・」

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