南米ペルーの砂漠で遭難しかけた話

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お久しぶりです。ケンジです。

大学病院での臨床実習に復帰して早くも1カ月以上が経っていますが、

最近の執筆スピードの低下により、世界一周記がまだ終焉を迎えていません。

ごめんなさい。

 

 

 

さて、今日はペルーのマチュピチュを観光した後、首都のリマに移動する途中に

イカという街にある砂漠に行ってきたお話をしたいと思います。

 

 

そしてこの街の郊外にある夜の砂漠で遭難しかけた話が中心になると思います(笑)

 

 

このイカという街は、南米にありながらなぜか少しアジア的な喧騒の入り混じる不思議な街なのですが、

そこから車ですぐのところに、広大な砂漠が広がっています。

 

 

 

そしてここからが大事な部分なのですが、その砂漠の真ん中には↓

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このようにおそらく人工的に作られたであろうオアシスがぽつんとひとつ存在しているのです。

 

 

 

かねがねよりそのオアシスの噂を聞いていたぼくは

 

 

砂漠のオアシスやべぇ

砂漠のオアシス行きてぇ

 

 

となっていたので、クスコからリマの移動中を狙って行くことにしました。

 

 

 

そして、

夜の砂漠側からとったオアシスの写真がこちら、

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うーん、なかなか幻想的で良いですね。

 

 

 

 

なんですが、この写真を一枚撮ったがために、

 

 

 

実は遭難騒ぎ事件が起きてしまったんです(笑)

 

 

 

そもそもこの砂漠には、マチュピチュに一緒に行ったメンバーの

よしさん、りょうくん、みほちゃん

と行ったんです。

 

 

 

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昼はこんな感じでサンドバギーというほとんど絶叫系の乗り物で楽しみ

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こんな感じで黄昏れているようなフリをしたりしながら遊び、

夜は更けていきました。

 

 

 

夜になり、ぼくの口から危険な一言

 

 

 

「夜の砂漠ってすごいんだよ?方向感覚が完全になくなるからね、おもしろいよ」

 

 

 

まあとは言っても、砂漠からはさっきの写真のように煌々と光るオアシスが見えているので、遭難することはないわけですよ。

 

 

 

4人で砂漠の山を登っていき、ぺちゃくちゃ喋っているときにまたぼくが一言

 

 

 

「ここだとオアシスの写真が映えないから、もっと上に登ってくる」

 

「サンダル歩きづらいから、裸足で行ってくる」

 

「靴置いておくから、ここで待ってて」

 

 

 

 

はい、自分で「方向感覚なくなる」って言っておきながら、

 

元の場所に戻る気でいますよ

 

このバカたれが!

 

 

 

 

この時何かに取り憑かれたように夜のほとんどなにも見えない砂漠を裸足で駆け上がり、そして先ほどの

大して感動するわけでもない写真を撮りました。

image

 

 

 

途中、窪みに足を取られ

 

 

ウワァーーーー!!!

 

 

とこけたりしたので、

 

汗まみれ

砂まみれ

はだし

 

 

のケンジでした。

 

 

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そして目的を達成したので元の場所に戻ろうとしましたが、目印もなにもないので

 

 

 

当然戻れるわけもない

このバカタレが!!

 

 

 

かすかに聞こえるみんなの

けんじ〜〜

という声を頼りに戻ろうとしますが、

戻れない。

こちらもありったけの声で叫びますが、反応もなく

 

 

 

15分ほどして

諦めてオアシスに戻りました

 

 

 

はだしで

 

 

 

 

 

そしてなぜか遭難しそうだったぼくの方が3人を探すという謎の状況になり、

すでにあちらもオアシスに降りて来ていることを期待してオアシス中を探しましたが見つかりません。

 

 

仕様が無いので、ペルーの道端ではだしの東洋人が

 

 

「日本人3人を見なかったか?」

と聞いて回りました。

 

 

 

すると親切なおばさんが

「それは危ない!!非常に危ない!!」

「夜の砂漠は観光客を狙った強盗がたむろしてるんだから、早く警察に」

と教えてくれました。

 

 

 

危機感の薄かったぼくは、そんなに大げさなことかなぁと考えてしまい、警察を呼ぶのを躊躇い

再度オアシスを探しました。

 

 

 

途中3人組の若者が砂漠の入り口で遊んでいたので、聞いてみると

ぼくの足元(はだし)を見てそそくさと逃げて行ってしまいました。

 

 

 

そしてさっきのおばさんの所に戻ると

 

バカタレ!!

今の若者たちが強盗まがいのことをする危ない奴らだよ!!話しかけてんじゃないよ!!」

 

と怒られ、とうとうヤバイ気がしてきた所で、

 

お昼のバギー乗りのおじさんが例のサンドバギーで捜索に出てくれました。

 

 

 

待つこと10数分

 

 

 

見つかりません・・・。

 

 

 

おばさんの旦那さんのような人も歩きで探しに行ってくれました。

 

 

待っていると5人組くらいの韓国人グループが現れ、少し会話しながら

 

 

とってもみすぼらしい気分になりました。

 

 

 

1人で夜の砂漠に駆けていったことを本気で後悔しているところに

 

 

 

 

よしさん、りょうくん、みほちゃんの3人組が

 

戻ってきてくれました!!!

 

そして本気で謝りました。

 

自分をもう一度

 

 

バカタレ!!

 

 

と罵りつつ、裸足でイカの街に帰っていったのでした。

 

 

おしまい。

みなさん夜の砂漠は危険ですから、1人行動はしたらダメですよ。

鳥取砂丘でも危ないからダメですよ。

 

 

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