ケンジです。
今回
“徒歩で120キロ?! 過酷な聖地巡礼で見えたもの 第1話”
とありますように、徒歩で120キロ歩いた先に見えたものについて書き始めてみようと思います。
ぼくが120キロを歩くのに費やした4日間について、シリーズ物の記事になりますのでみなさん楽しみにしていてくださいね!
さて、この「徒歩でゆく聖地巡礼」というものについてはご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
前回の記事で詳しく紹介させていただいております。
→“ぼくがヨーロッパで唯一スペインだけ旅行した理由”
でも、いちいちリンク先に飛ぶのが面倒な人のために、簡単にこの聖地巡礼をご紹介したいと思います。
Q.1
どこを120キロも歩いたの?
A.1
スペイン北部の田舎町サリアから、同じく北部のサンティアゴ・デ・コンポステーラという町まで歩きました。
陸上競技場のトラックを300周もしたわけではありません。
Q.2
なんで?
A.2
サンティアゴ・デ・コンポステーラという町は、キリスト教カトリックの世界三大聖地のうちの一つと呼ばれていて、そこにある教会に行ってみたかったのです。
Q.3
なんで(徒歩)?
A.3
古くは千年も前から伝わる伝統で、徒歩でその教会を目指すのがいわゆる「聖地巡礼」のコースとなっているのです。
お金がなかったわけではありません。
Q.4
なんで(キリスト教)?
A.4
ぼくはクリスチャンではありませんが、旅をして教会などをたくさん見ているうちに宗教的興味が湧いてきました。
それと併せて、永く遠く離れた家族のことが少し心配になり、
どこかでお祈り出来たら良いなと考えている時にちょうど知ったのがこの巡礼です。
また、極めて日本人的な考え方ではあると思いますが、
重い荷物(合計約30キロ)を背負って長い距離を歩くという
“苦行”の先になにが見えるのかを試してみたかったというのも理由の一つです。
というわけで、日本から遠く離れたスペインの地で四国お遍路回りのようなことをしたわけですが、
その体験と想いを赤裸々に綴っていきたいと思います。
(注:この先臨場感を出すために、所々ぼくが実際に歩きながら記録したメモ書きが原文ママ登場します。
おっ!と臨場感を感じた時はそういうことだと納得してください。)
―1日目
初日、
午前1時よりの移動を終え、午後16時にサリア到着。
18時半にサンタマリア教会にてクレデンシャル(巡礼許可証)入手
夜行に備えて、仮眠するも気持ちが昂りあまり寝れない。
21時半起床
迷う
22時半、出発を決意
シャワーを、浴びる
いきなり出ました原文ママ引用!!
午後16時とか間違っているところも直しません。臨場感のために。
注釈を加えておくと、ぼくは友人のいたスペイン南東部のヴァレンシアから
スタート地点のサリアに15時間かけて移動したのでした。
初日は思い切って、2日分の行程(47キロ)を1日で行くために、最初の22キロを深夜発で突破しようと考えていて、
24時スタートの予定でしたが、迷った結果23時に出発です。
23時出発
2時間で約8キロ、20分の休憩をとる
新月 星がすごい
何もない森の中を真夜中歩くのは怖い。
犬がほえる、猫がついてくる、川のせせらぎ
踏切りを渡る。夜行列車が近くを走る。
残り104キロ
1回目の休憩の後、さらに元気に歩いていると早速ハプニングが起きました。
(Photo by flickr)
こわい犬です。
(正確には“犬たち”でした)
実はぼく、インドにいた時にも犬に襲われていて、
もう吠えられるだけで震え上がっちゃうくらいトラウマなんです。
さてこの犬たちとの戦いはどうなったのでしょうか
第2話に続きます。
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