【3年目の医師が病院辞めて起業してみた】第11話 医師が起業することの果てしない3つの強み

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こんにちわ、サイト運営の川良です

今日の記事は川良が医師3年目で病院を辞めて起業した際の色々なノウハウを物語も交えて綴っていく企画の第11話です。

 第1話はこちら

 

この連載では、

 

医師が個人で起業するときに必要な知識や役立つノウハウ

 

になるべくフォーカスしながら、起業やビジネスに興味を持っている人たちの

「やってみたいけど・・・」「やってみよう!」

に変わる手助けになれば、という想いを込めて綴っていきます。

さて、なんだかんだで10話まで書いた起業物語を目次的に整理してみると

 

・第2話:会社の仕組みや作り方
・第3話:会社の保険や役員報酬
・第4~7話:ロゴ・HP・名刺の作り方
・第8~10話:実は病院辞めたあとコンサルの内定も辞退した話

ざっとこんな感じになりました。

 

振り返ってみると、これまでは、自分語りの内容やノウハウをお伝えすることで間接的に起業を後押ししていたような気がしますが、今回の第11話では、

直球ストレートに「医師の起業はおすすめです」

という内容を書かせていただきます。

 

医師が起業することの果てしない3つの強み

 これまでにも書いてきましたが、2019年の年末から2020年の3月頃にかけて、ぼくは内定をもらった一流のコンサル会社に就職をすべきか、あるいは自分たちで興した会社の経営を続けるべきか、とてつもなく悩み続けていました。

 就職試験の面接を続ける中でお話させていただいた社員の方々がとても魅力的だったり、あるいは「一流といわれているコンサル会社で働いている自分への憧れ」という下心だったり、とにかくせっかくいただいた内定のチャンスを退けるのは簡単なことではなかったです。

しかし、そんな中でも内定を辞退し、会社を続けて行こうと思えたのには、

 

「自分の会社で、自分のやりたいことを、情熱的に追いかけていこう!」

 

という熱い想いがあったからに他なりませんが、実はそれ以外にもかなり打算的な考えが心の中にありました。

 

「あれ?医師の起業はリスクがとても低く、もしかしたら安全に自分のやりたいことを突き詰めていけるんじゃないか?!」

「コンサルに就職して、スキルを学び、ゆくゆくは起業と考えてたけど、会社を運営しながらでも学ぶことはできるぞ?!」

 病院退職から就職までの4ヶ月間で試験的に会社を運営してみた結果、こんな考えにたどり着き、会社運営のメリットが起業就職のメリットを勝ったことから結果的に起業の道を選んだのでした。

 

ずばり、医師の起業の強みは以下3点です

①医師の起業は倒産しない
②医師の起業は究極のon the job trainingが可能
③万が一倒産しても大して問題ない

以下に説明していきます

 

①医師の起業は倒産しない

 1つ目から、まるで怪しい経営者サロンみたいな謳い文句ですが、ぼくは割と本気でそう考えています。

 そもそも、会社が倒産する理由ってなんでしょうか?

 当たり前ですが、続けたくても倒産する会社のほとんどにお金の問題が絡んでいると思います。つまり、お金が無くなると会社は倒産する訳です。

 しかし・・・

医師の起業はお金が無くなりません

なので、医師の起業は倒産しません

 

 真面目にそう思っています。

 なぜ医師の起業はお金が無くなることがないかと言えば、

 それは医師として働き、生活費を得ながら、起業し、かつ会社の運営を同時に行うことが出来るからです。

 例えば、週2回だけでも医師としてのアルバイトを行えば、普通に生活していくだけの収入は得られますし、

 さらに言えば、「ゆったり勤務」などのアルバイトを狙っていけば、待機中の自由な時間で会社の業務をこなすことも十分に可能です。

 

 つまり会社としては無給で働きながら、生活自体は人並み(あるいはそれ以上)な生活を送り続けることが出来るのです。

 それに加えて、会社の事務所を借りずに、例えば自宅や登記可能なシェアオフィスを利用した場合、固定費である人件費と家賃が実質0円に近い状態で会社を運営し続けることが出来ます。

 極端な話ですが、「ゆったり勤務」をフルで入れながら、会社の業務をこなし続けた場合、勤務医時代よりも高い年収を得ながら会社を運営し、かつ自分の本当にやりたいことにチャレンジすることも可能ということになります。

 こんな話をすると、「そんな旨い話はあるか!」という気もします(書きながら私も思いました)が、事実私はこのような運営スタイルで、会社倒産や自分の生活が立ち行かなくなるリスクを限りなく減らしつつ、徐々に会社規模を拡大していっています。

 

 ただし、この方法論の注意点は思いつく限り2つあり、

 1つ目は「2年間の初期研修は終えている必要があること」

 2つ目は「起業家特有の典型的なハングリー精神が生じにくいこと」

が挙げられます。

 

 1つ目については、シンプルですが、初期研修を終えない限りバイト医としての収入を得られないので、医師免許があるだけでは会社倒産のリスクを減らすことが出来ないという話です。

 2つ目については、ぼくの個人的な意見ですが、「退路を断った起業家」には、例えば営業1つとっても、後がないことのハングリー精神からパッと輝くブレイクスルーに繋がる瞬間みたいなものがあるのじゃないかと勝手に思っています。

 それとは反対に、上記の運営スタイルの場合、リスクを減らしつつじっくり会社を成長させていくイメージになるので、後がない起業家の爆発力みたいなものは得づらいのかな、と思っています。

まあでも、個人的には、焦らずじっくり、着実に成長しながら事業を運営し続けられるメリットには勝てないかなとも思います。

 

②医師の起業は究極のon the job trainingが可能

 これについては「①医師の起業は倒産しない」のおまけ感がややありますが、要するに、倒産する心配がないので、焦って変な形で事業をマネタイズする必要がないし、じっくりその都度、必要なことを勉強して、それをまさに自分の事業に適応しながら会社を大きくすれば良いという話です。

 

 私は会社を作ってしばらくは、運営にまつわることはなんでも自分でやってみよう!という精神で運営をしていました。

 役所への申請手続きや会社の経理、税務しかり、法人への電話営業や突撃訪問など、その都度学びが必要だと思ったことは全部、自分で勉強をして自分で行いました。

 それもこれも、医師の起業はお金が減っていかないので、じっくりどんと腰を据えて会社を運営出来るからです。

 

 そして、そんなon the job trainingをやっていると一石二鳥でメリットをゲット出来ることに気が付きました。

1.会社運営にまつわる業務の全てにおいて、基本的事項を理解できている
後々は人に業務を依頼するとしても、何も知らずに丸投げで依頼することには騙しや失敗のリスクが常に付きまとうので、これはとても大事なことです。

2.頼まないので人件費がかからない
会社の収益が無いうちは、いかに固定費を抑えて、穏やかな心でじっくりと会社運営をするかどうかが大切な気がします。

 On the jobでこんな2つのメリットを享受できるのも、医師が起業するからに他なりません。

 

③万が一倒産しても大して問題ない

 会社を経営する上での大事な思考回路として「想定しうる最悪のことが起きた場合、どう対処するかを常に考えておく」ということが挙げられます。
(これは医師の臨床現場でも同じかもしれませんね)

 そして会社を経営している中で、想定しうる最悪のことの1つは、もちろん倒産です。

 では、あれだけリスクが低いと言いながら、もしお金が無くなったり借金を抱えたりして会社が倒産したらどうすれば良いでしょうか?

 答えはものすごく簡単で、

 臨床医に戻る

です。

 

 会社という道が絶たれてしまったのなら、もう一度研修医に戻った気持ちになって、日本全国雇ってもらえる病院を探せば良いのです。

 そして、一生懸命勉強をして、目の前の患者さんを助けながら、そのまま一生を終えても幸せですし、あるいは体制を整えて、再度起業にチャレンジしても良いと思います。

 そもそもぼくは、臨床医として働くことに限界を感じた訳でも、つまらないと思ったわけでもありません。

 起業にチャレンジしたのは、ただ「起業の方が少しだけやってみたかった」というだけで、臨床医として働いた期間はかけがえのない充実感や成長、悔しさをぼくに与えてくれました。

 もしも会社経営という道が絶たれることがあれば、もう一度謙虚になって勉強しなおして、臨床医に戻らせていただく、という選択は決してネガティブなものではありません。

次回予告

さて、今回はだいぶ積極的に「医師の起業」に勧誘をすることが出来たのではないかと思っています。笑

 

そんな医師による「最強の起業」なはずなんですが、実はこれまでにも少しお話した通り、

 

ぼくは設立3か月で会社を一つ潰しています笑

 

最後の最後で、話の腰を折るなよ!

って意見はごもっともなのですが、「医師の起業が強い」ことも、「ぼくが会社を3か月で潰したことも」どちらも本当のことなので、こればっかりはどうしようもありません笑

強いはずの医師の起業が、どうして3か月で潰れてしまったのか、次回きっちりと説明させていただきます。

状況が状況だっただけに、すこし文体がシリアスになるかもしれません笑

それでは今回はこれにて!

 

 

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