ケンジです。
ネパールで仏教の聖地巡礼をしたところ、仏教僧に囲まれてしまったまでが前回のお話でした。詳細は過去記事をご覧ください。
→“ネパール 仏陀生誕の地で起きた不思議な出来事 その1”
今回の記事では、くせ者「インド」について書いてみたいと思います。
世界を旅するものにとっての
鬼門
聖地
義務であり、かつ権利
そうインドとは、どう客観的に見ても他の国からは良くも悪くも浮いた存在
行けば人生観が変わるのか、そんなことはないのか。
実はぼく、インドに行くか行かまいか、
相当に悩みました。
冗談ではなく
行くと行かないの間を20往復くらいしたと思います。
だって、女々しいと思われるかもしれませんが、インド
汚いんですもの
それにあらゆる客引き、商売、詐欺、騙しの噂を聞き、
なぜ人がインドに向かうのか、理由がわかりませんでした。
よく聞くのは
「行って良かったか悪かったかは置いておいて、1度行ってみるべき」
というご意見。
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いつもは至極客観的かつ中立な立場をとることが多いわたしケンジですが、今日は言わせてください。
「別にインドに行きたい人は行けば楽しいだろうし、理由が無ければ行く意味ないし、『インド行かずに旅とは言えず』なんて意見は無視で良いと思います。」
当たり前のことですが、全ての人にとって均等に素晴らしい国なんてのは有り得ないわけで、これはインドに限った話ではありません。
別にインドの悪口を言う気は(汚いということを除いては知らないので)さらさら無いんです。
ただ、殊更にインドが神聖化されて、旅に出る上で義務化されてしまっているような状況に納得が行かないというだけです。
自由で楽しい旅なんだから、人のやり方にケチつけるような野暮はしたくないものです。
以前、こちらの記事にも書きましたが(→“旅は長ければ良いということはない”)
旅はみんな違ってみんな良いと思っています。
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と、前置きはさておき
ぼくはインドに行ってきました。
行くべき理由があったからです。
それは聖地巡礼の旅の目的地の一つ
バラナシ(ヒンドゥー教の聖地)
ここに寄りたかったというもの。
ぼくの旅のテーマ「世界の宗教聖地巡礼」については、こちらの記事をご覧ください。
→“ネパールで旅について考える その2 〜ぼくの旅のテーマ〜”
もちろん、インドには他にも様々な土地、観光名所があります。
仏教の聖地ブッタガヤや、ヒンドゥー教生誕の地と言われるプシュカル、それにかの有名なタージマハルのあるアグラ…挙げてみればキリがありません。
でもどうしてもインドという国へ行くことに乗り気になれなかったぼくは、今回
バラナシだけでも良い
そう決めてインドへ行くことにしました。
そして、ネパールカトマンズの地でインドビザの取得。
今年から、インドではアライバルのビザが取れなくなり、ビザの事前取得が義務付けられました。
そしてネパールでは、1週間の間に3回大使館に行くという手間があるものの、比較的容易にビザが下りると言われています。
他の欧米人が、Fワードを連発しながら、3ヶ月の滞在申請で2ヶ月しか下りなかったビザに激怒しているのを横目に、
「欧米人さん、ごめんね。ぼく1週間でも良いくらい。なんならビザの残りあげたいよ。」
なんて考えながら、無事にインドビザを取得したのでした。
次回、バラナシに向かったお話はこちら→
“ヒンドゥー教の聖地、インド火葬場の街バラナシに向かいます”
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